韓国旅行記_4 済州島 メセンイのアワビ粥、クボガイのオイルパスタ、海の上の象
旅行3日目。この日をひと言で表現するならば「大グルメの日」と呼びたい。
済州島の西側にあるヒョプチェはガイドブックにあまり情報がないので、初日の夕食以外はすべてネイバーマップの口コミを頼りに行った。
朝食はお粥を食べに行く。韓国旅行の朝食の定番だが、済州島のお粥はいかに。。。
メセンイたっぷりのアワビ粥
店名：제주국수왕（済州ククス王）
住所：제주 제주시 한림읍 협재3길 9 1층
メセンイというのは、ほっそ～くてやっわらか～い青のりだ。色が濃くて繊維がたっぷりですごくおいしい。そして高級品である。
このお店のアワビ粥にはそのメセンイが入っているという。珍しい。ぜひ食べたい。
説明書きによると、アワビは当日に調理した新鮮なもののみを使用、とのこと。
初日に食べたアワビ釜めしもおいしかったけど、このアワビもやわらかくて本当においしい。もちろん臭みはまったくなし。食欲をそそるメセンイの風味、きれいなグリーンとともにぺろりと完食。
写真下の「ネギキムチのクッパ（파무침 국밥）」野菜がいきいきしてて本当においしそう。。。おなかがいくつもほしい。。。
食後は腹ごなしに、ヒョプチェ港へ散歩に行った。
ヒョプチェ港
一人25,000ウォン
ちなみにピヤン島は「私たちのブルース」第1話などでロケ地になった島だ。
さっき食べたアワビもチュニサムチュンみたいな海女さんたちが採ったのかなと思うと楽しい。
済州の素材たっぷりオイルパスタ
店名：수선화식당（スソンファ食堂）
住所：제주 제주시 한림읍 협재1길 24
韓国料理が続いたので、昼は洋食。
このお店もまた可愛らしく、そして地域色が良く出ている。
もともと民家だったところを改装している。
黒い瓦と白壁のコントラスト、木製のドア、小さなランプと表札、そして青い空。。。ぜんぶいい。。。
中庭が見渡せて明るい店内はカフェのよう。
ラグーパスタ
パスタもっちもち。お肉がずっしりあって食べごたえがあるが、クリームソースは重すぎない。良いバランス。とてもおいしい。
クボガイのオイルパスタ（수선화보말파스타）
お店の代表メニューも注文。
クボ貝（보말）と呼ばれる小さな巻き貝をメインにしたオイルパスタ。
小さい貝だけど、海の風味が濃くて適度な歯ごたえがある。漢羅山特産のコサリ（ワラビ）にオイルを絡めてソースを楽しむ。。美味。。。
ここで暮らしたい
ラグーもオイルパスタも素材が新鮮で、とてもとてもとてもおいしい。。。星5つ。。。
四泊五日の旅の中で、最も記憶に残るグルメだった。
満足した我々は、また海へいく。
砂浜が白くまぶしい
落花生クリームのにんじんケーキ
店名：바다위에코끼리（海の上の象）
住所：제주 제주시 한림읍 협재1길 27-6 1층
ここは「海の上の象」というちょっと変わった名前のカフェ。
お目当てのインスタ映えするカフェが満員で入れず、代案としてやってきたのだが。。。
扉を見ると、象の絵の下に「星の王子様」の有名な言葉が。
“いちばんたいせつなことは、目に見えない”
가장 중요한 건 눈에 보이지 않아
とつぜん「海の上の象」の意味が飲み込めた。。。(゜o゜)！
カフェから見える「ピヤン島」は「象を飲み込んだ大蛇ボア」ではないか。。。なんとすてきな。。。
代案でお邪魔させてもらったけれど、広々して静かでとても居心地の良いカフェだった。お店の人も親切だった。
にんじんケーキは手作りで、落花生のクリームがまったりしていておいしかった。
滞在中の三日間、飽きることなく海を眺め、海辺を散歩し、おいしいものを食べ充実した毎日だった。
名残惜しいけれど20時の便でソウルに向かうため、タクシーに乗りヒョプチェを後にした。
済州国際空港
済州空港からは国内線だけでなく上海、マカオなど国際線も飛んでいるので金浦空港よりずっと規模が大きい。
免税店も充実しているので、ここでしか買えない済州のオリジナル商品を探してみるのも楽しい。
なんと、カカオフレンズ in 済州を発見! 大興奮!!
フレンズファンの人たちが群がっていて、あちこちから「キヨウォ、キヨウォ（かわいい）」と聞こえてくる。キヨウォと言っているあなたがキヨウォですよ。。。と思いつつ商品を物色。
おもいがけず同好の士に囲まれて幸福な気持ちになった。
出発まで時間がなかったので、じっくり見られなかったけれど、海女になったライアンをゲット!! よくできてる。
夜もこんなに漁に出るのかとびっくり。
星空のように漁火が輝いてとてもきれいだった。
楽しかった済州島、きっとまたいく。
明日からはソウルだ。
つづく。。。
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