韓国旅行 3日目_2 汝矣島 コングクスの名店 チンジュチプ、ザ・現代 ソウル、龍山 ALL´Dse Cafe、永豊文庫
旅行3日目の午後。我々はコングクスの名店「チンジュチプ」を目指し、汝矣島へ向かった。
汝矣島 コングクスの名店 チンジュチプ
コングクスとは直訳すると「豆麺」だ。大豆をすりおろした白いスープを冷やしていただく夏の定番メニュー。
汝矣島駅から徒歩5分ほどの「汝矣島百貨店」地下食堂街にチンジュチプはある。
緑で囲んだところがチンジュチプ(진주집)だ。徐々に店を広げたのだろうか。4枠を使って営業している。
ランチタイムは行列するらしいので、時間をずらして15時頃に行った。周りの店は夜営業まで休憩らしく閉まっていたが、チンジュチプだけはバンバン営業していた。お客もドンドン入ってくる。
我々はコングクスを2つ注文。1杯14,000ウォン。
ちょっと高いなあと思うが、お味はいかに。。。
コングクス登場。スープの濃厚さを表すように表面がすこし泡立っている。お店の人が食べやすいように麺を半分に切ってくれる。
キンキンに冷えた濃厚なスープは豆特有の青臭さみたいなものは全く感じない。クリーミーでコクがある。ちょうどよい塩加減でそのままいただける。
まさにあじわいのかたまり。うー、うまい。うますぎる。スープが胃壁に優しく浸透していく。例えるならば、なめらかな冷たいコーンポタージュを超濃厚にして大豆ver.にした感じ。
わざわざ汝矣島まで出向いてよかった。。。
しかし、ここで終わらないのがチンジュチプの底力。このスープに、キムチを添えた日には、それはもう。。。
旅の前から、コングクスにも劣らぬ関心を寄せていたチンジュチプのキムチ。テーブルに備え付けのツボからキムチを取り出して食べる式の店が多いが、ここでは店の人が皿に盛って出してくれる。
唐辛子の赤が、ひときわ美しく感じられる瑞々しいたたずまい。熟成キムチのレッド&オレンジではなく、その日の朝に仕込んだ浅漬けキムチなので艶やかでフレッシュな赤。盛り方も美しく一品料理として成立している。
そして、大根のキムチというところも特徴。ググってみたところ、「切り干し大根のキムチ」という記述を見つけた。確かに、パリッと歯切れのある沢庵のような食感ではなく、乾物をしっかり噛むときのような噛み応えがあった。
うま味が凝縮した半干しの大根に、甘めのヤンニョムをからめた浅漬けキムチをコングクスと一緒に食べると食がすすむことこの上なし。
うまい、うまいと食べているうちに、あっという間に平らげてしまった。おなかに余裕があれば、ほかのメニュー(鶏カルグクス、皿マンドゥ)も試してみたかった。これは次回の楽しみとしておこう。再訪決定度100である。
ザ・現代 ソウル
腹ごなし&お土産探しに、同じく汝矣島にある「ザ・現代 ソウル」にやってきた。
2021年2月にオープンしたということで、既存のデパートとは明確な差別化が図られている。内部は6階まで吹き抜けで非常に広々としている。
有機的なデザインで階層が仕切られ、広々としたカフェがいくつもある。公園のようなエリアもある。高級ブランドだけでなく、カルチャーやライフスタイル系のショップも入っている。韓国発のデザイナーものを探しても面白そう。
龍山「ALL´Dse Cafe」
ホテルのある龍山にもどり、おしゃれなカフェに行ってみることに。
昔ながらの街並みから龍山の高層ビルを眺めると、韓国ドラマの世界に入り込んだような気分になる。
昔ながらの街並みにの中に「ALL´Dse Cafe」がある。
通りには人気がなかったのに、カフェは大勢の若人で賑わっていた。
石と砂利を敷いたエントランスを入っていく。店内は赤茶色の壁面に絵画が飾られ、カウンター側は岩壁になっている。とてもシックでかっこいいインテリア。
カフェラテとバスクチーズケーキを注文。ケーキは店内で焼いているとのこと。コーヒーだけでなくアルコールも提供しているのでバーのような雰囲気も楽しめる。
龍山駅 アイパークモール
カフェを出てホテルに帰る途中、アイパークモールに立ち寄った。
永豊文庫
なんでも揃うアイパークモールの中には永豊文庫という大きな書店が入っている。日本の大型書店と同様に書籍検索の端末から本の在庫を調べることが出来る。
私の好きなファン・ソヌ作家の新刊「최선을 다하면 죽는다(最善を尽くしたら死ぬ)」が欲しかったのだが売り切れ。。。残念なり。
ダイソー
eマート
ペク・ジョンウォン先生がeマートと開発したという「ペクラーメン」を購入。辛ラーメンより辛くなくて食べやすい。
食品だけでなく日用品やキッチン用品も豊富にあるので、ハングルが書いてあるものを買って帰れば旅の思い出をより長く楽しめる。
>>>いよいよ最終日、旅行4日目に続く
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