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ferm LIVING Stories vol.69 花とフラワーベースのお話

今回はお花とフラワーベースのお話です。美しい色とオリジナリティ溢れるデザインのフラワーベースを数多く生み出している ferm LIVING。そのままでも存在感は抜群ですが、やっぱりお花を生けてこそデザインも躍動するというもの!素晴らしいアレンジメントも、ぜひお楽しみください。

〜 花束にぴったりのフラワーベースを 〜


美しい花束は、美しいフラワーベースにいけなくては……ということで、今回はニューヨークを拠点に活躍するフラワーデザイナー兼 METAFLORA の創業者である Marisa Competello とタッグを組んだ。そのシンプルで彫刻的な花の造形物は、インスタグラムで話題だ。お気に入りのベースにぴったりの美しいブーケづくりをぜひ彼女に手伝わせてほしい。


「質感と色彩は、いつだって私が花を選ぶときの出発点なんです」 - Marisa Competello

今回 Marisa には4種類のフラワーベースに対して4つの作品を依頼。ベースにマッチするブーケ作り方のコツも教えてもらった。

Muses – Ania Vase

ここにあるのは、上部をぐるりと囲むように広いリムを持った高さのあるベースです。ゆとりのあるサイズ感とタイムレスでモダンな印象の Muses Vase Ania は、思わず目を奪われるようなたっぷりとしたユニークなアレンジを可能に。

作品について:
このベースには2色のチューリップをいけました。とてもエレガントで美しい躍動感がありますよね。私はチューリップを一本ずつ立たせて、茎と茎の間の空白を取り込みたかったんです。それから、ベースの持つ色と形からもインスピレーションを受けました。


Verso Vase

細いリムで背の高いベースは、高さのあるフラワーアレンジメントで遊ぶことができ、シンプルで軽やかなブーケにすることで横にも空間ができます。Verso Table Vase は伝統的な焼き物の形を彷彿とさせ、不規則でフェミニンな形とアーティスティックなカーブを描く2つのハンドルが、タイムレスな表現にモダンなひねりを加えています。

作品について:
ダークパープルのカラーをいけて、モノクロに近いモダンルックに仕上げました。ここでも花の形や動き使ってブーケを際立たせています。ベースと花が互いに引き立て合っているんです。


Fountain Centrepiece

ボウルは定番のベースの代わりとして使え、幅と高さの工夫をしながら豪華でボリュームのあるアレンジメントをつくることができます。Fountain Centrepiece は柔らかなプリーツの表情をもった彫刻的なボウルで、選んだ花を引き立てます。

作品について:
2つの異なる形や質感をこのボウルに使って、よりボリュームを出したいと思いました。アザミとユーカリという品種には、鋭さと柔らかさがあります。ボリューム感とこの形を構築できる要素という点で選びました。


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いかがでしたでしょうか。季節を彩る花のブーケが ferm LIVING のデザインの中で生き生きとしている様子が伝わってきて、心地いい気分になりました。ぜひ Marisaさんのアレンジを参考に、デザインと花のある暮らしをお楽しみください♪それでは次回をお楽しみに。

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