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ferm LIVING Stories vol.43 総集編、その6。

今回を入れて総集編も残すところあと2回!
ここまでお楽しみいただけておりますでしょうか?

今日振り返るのは、一人はニューヨークへ、もう一組はベルリンへとそれぞれ故郷を飛び出し移住、そしてその地で生きがいとなる仕事を作り出した女性たち。そんなアクティブな彼女たちの住まいとは一体どんなものだったか、覚えていらっしゃいますか?

■Jenn Chang の場合

ニューヨークを拠点に活動する Jenn Chang。
コロンビア大学の教壇に立っていたり「co-living」へのスタートアップのクリエイティブディレクターだったりと、聞いただけでも精力的に活動するパワフルウーマンを想像させます。

ただ、そんな「最先端」に囲まれた彼女の仕事からは想像し得ないのがこの住まいでした。私の頭に浮かぶ「古き良きニューヨーク」のイメージが目の前に現れたかのような赤いレンガの壁は、アートなど飾る必要のないほどこの家のキャラクターを決めています。
実際このペントハウスは1886年の建物だそう。

先ほどのダイニングの対面にあるリビングは、全く対照的な空間となっています。(おそらく、対面のはず……)同じ空間ですが、こちらの壁はドライウォールでしょうか。置かれた植物のグリーンがよく映えますね。そして、ここにもやっぱり Hourglass Pot がありました!!
このストーリーズ掲載当時はまだ発売前でしたが、発売スタート後の今では立派な人気商品に育っています♪どんどん大きくな〜れ〜(笑)

少し拡大してみてみると Orb を発見!!お出かけ前にお水をあげるそうです。こうやって置いてあると「じょうろ」だけど立派なオブジェのような佇まい。

〜 自分の家を自分でデザインすることができたのですから、私は本当に幸せ者。自分の作品の中に住めるんですよ!そのことは私に、自分の仕事、自分のスタイル、そしてデザイナーとしての私が誰であるかをいつも思い出させてくれます 〜

改めて読み返して心に触れたのがこの言葉。
「家」という空間が自分が誰なのか語りかけてくるというこの考え方は、とても印象深いですね。

4.2m という印象的な高さの天井と窓から降り注ぐ明るい日差し。
すっごく羨ましいです!

台湾で育ち、コペンハーゲンでデザインを学び、東京で働いたのち、
現在はニューヨークで暮らす Jennさん。

彼女は北欧と日本の双方が共通してもつ「less-is-more」の姿勢に感銘し、
その精神を見事に消化して自分のものにした彼女の住まいは、きっと今も進化し続けているのでしょうね。

Jenn Chang のストーリーはこちら

■Salty Interiors の場合

「Salty Interiors」は Ellinor Belven と Annetta Kristjansdottir の二人組インテリアスタイリスト。一人はスウェーデンから、もう一人はアイスランドから
それぞれドイツ、ベルリンに移住。そこで運命的に出会い、二人でスタイリングビジネスを始めることになりました。

この家の特徴は、何と言っても部屋を満たすほどの明るく軽やかな自然光でしょう。二人自身も「光には強いこだわりがある」というように、まさに光を中心に据えた空間とアイテムの融合は、初めて訪れたゲストもきっとすぐにリラックスできそうですよね?

取材者のために用意されていたというホームメイドのお菓子をはじめとする
「fika (フィーカ)」セットもとても心地がいいなと思いました。Ripple に外光が優しく当たって、陶器が多く置かれたテーブルの上がなんだか軽やか〜♪ガラスとの組み合わせでバランスをとっているのかもしれませんね。

窓辺をこうやって飾るの、本当に素敵ですよね〜。
外を歩く人たちの目にもきっと楽しいことでしょう!

個人的にはチェストの上にも、コーヒーテーブルの上にも、そして先ほどのダイニングテーブルの上にも、しっかりとキャンドルに火が灯されている素敵な様子にニヤニヤ(笑)(キャンドル好きなもので……)

Balance Candle Holder も活躍していますよ!!
お部屋のトーンともマッチしていて細部まで丁寧なセレクトですね。Collect Lamp のこの使い方も環境さえ許せばマネしたい……。ランプがあるだけでその空間が特別になり、リラックスした雰囲気に包まれることがよくわかるスタイリングでした!!

Salty Interiors のストーリーはこちら

***

いかがでしたでしょうか。総集編、その6!!!
この二組。冒頭に述べたように、世界に飛び出しパワフルに人生を開拓しているという共通点以外にも、自分自身の言葉にのせた「人生」や「住まい」についての会話がすごく多い二組だったということが、過去の記事を読み返してみて気づきました。Salty Interiors についてはおそらく過去最長の質疑応答でした……。(翻訳、すっごく大変だったのをよく覚えています)

ハッとするような気づきがもしかすると隠れているかもしれないので、
ぜひ休日の軽い読み物としてお楽しみください〜♪♪
それでは、次回をお楽しみに!

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