徒然なるままに惰眠


秋の夜長という言葉がある。
対義語は夏の短夜だそうだ。
とにかく秋になって日が暮れるのが早くなったね的なことだと思う。

ここ一ヶ月の私はというと本を読むことも、映画を見ることも、秋の味覚に舌鼓を打つこともなくただただ惰眠を貪っている。
訳のわからない時間に起きて訳のわからない時間に眠っているのでたくさん寝た気はしない。

そして衣替えとはいつするのが最適解なのかそろそろ教えて欲しいと思っている。
28年間毎年夏から秋の移行期間にジャストタイミングで衣替えをできたことがない。
もっというと、外出先で服を間違えたと思うことばかりなのだ。
人間を28年やっているのに習得する気配すらない。

気温の変化のせいで自律神経が出張に行ってしまった。
だからこんなに眠いのだ。
もう眠いしお腹すいたしお母さん的な人によしよししてもらいたい。

そんな時はいつも以上に自分のことを甘やかすのが解決策だと心得ている私は早速マッサージに行ってみた。
私より20センチほど背の低い可愛らしいお姉さんに揉みほぐされてまた爆睡したのち帰宅してまた爆睡。
なんだかもうリフレッシュできたのかどうかわからない。
だってずっと気絶してるみたいなもんだし。

迫り来るクリスマスケーキとおせちの濁流に飲み込まれないよう今日も私は夢に漂う。

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爆烈モー子
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