爆烈モー子

見た目は姉ギャル。 中身はサブカルクソ女。

爆烈モー子

見た目は姉ギャル。 中身はサブカルクソ女。

最近の記事

徒然なるままに惰眠

秋の夜長という言葉がある。 対義語は夏の短夜だそうだ。 とにかく秋になって日が暮れるのが早くなったね的なことだと思う。 ここ一ヶ月の私はというと本を読むことも、映画を見ることも、秋の味覚に舌鼓を打つこともなくただただ惰眠を貪っている。 訳のわからない時間に起きて訳のわからない時間に眠っているのでたくさん寝た気はしない。 そして衣替えとはいつするのが最適解なのかそろそろ教えて欲しいと思っている。 28年間毎年夏から秋の移行期間にジャストタイミングで衣替えをできたことがない。

    • オカルトと科学

      オカルトやスピリチュアルの話をすると往々にして 『科学的に証明できない』 『そんなことを信じる人間は馬鹿だ』 などと揶揄されることがある。 私自身オカルトの類を盲信するタイプではないのでアンチオカルトの意見に基本的には同意だ。 ただ一つ考えることがある。 地動説を唱えたガリレオはその当時、今のオカルト界隈に対する評価と同じものを受けていたのではないか。 人間が未知の領域に対して異常な恐怖心を抱くことは遥か昔から証明されている。 第六感と呼ばれるものは未だ科学が追いつ

      • もものかんづめ

        久方ぶりにさくらももこ様の「もものかんづめ」を読んでみた。 朧げな記憶だが、初めて読んだのは小学校高学年だったと思う。 当時はエッセイというジャンルを全く知らなかったこともあり、こんな読み物が世の中には存在しているのかと驚いた。 後にちびまる子ちゃんの原作者ということを知って二度驚いた。 水虫の話から始まりさくらももこ先生の思春期の真剣な悩みが綴られているのだが、それがどうにもおかしくて何度も読み返した。 それからしばらくしてさくらももこ先生は祖父と仲が悪かったことを知る

        • クールな好き

          二十歳を超えてから本当の意味で大人になれたのは何歳だろう。 私は25歳を超えたあたりでようやく人生が始まった気がしている。 精神年齢と実年齢は常に乖離しているものだ。 その影響を色濃く受けるのが”恋愛”ってやつだと思う。 noteを久しぶりに開いてみたら23歳の私が拙い文章を綴っていた。 恐ろしいことに私は来月で28歳になる。 あれからもう5年も経ったのかと思うと同時にしっかり5年生きてきたなと思うことも増えた。 タイトルにした”クールな好き”がわかってきたからだ。

          本の話

          本の虫。 小学校低学年の頃から母にそう呼ばれていた。 登下校中の道すがら本を読みながら歩いていた。 夢中になりすぎて電信柱に頭をぶつけた。 二宮金次郎像のような小学生だった。 きっかけは赤川次郎。 学校の図書室にある赤川作品を全て読み漁った。 今でこそ好きなジャンルは推理小説にとどまらなくなったが、当時は探偵ものが大好きだった。 私の父は相当な読書家だった。 母からしばきまわされることが教育だった我が家では、父親っ子になるのは当然の流れであり、読書をしている

          眠らない街

          眠らない街『歌舞伎町』 たくさんの繁華街がある日本において、異質な雰囲気を持つ街。 私は歌舞伎町に救われた。 この世に生を受けて今年で23歳になるわけだが、ハードモードな人生が板についてきた節がある。 3年ほど前、生まれて初めて家も金も友達も失った。 男を見る目がなかった。 もっと言えば他人を見る目がない。 よく男運がないなどとほざく女がいるがそれは間違いだ。 男を見定める眼が曇っているかそもそも無い。 例に漏れず私もそのパターンである。 全てを失った私は

          眠らない街

          林檎愛

          椎名林檎が好きだ。 小学校に上がる前、厳しい両親の目を盗んで見ていた深夜帯のアニメがあった。 小学校5年生の時、初めて自分でCDを買った。 椎名林檎のアルバムだった。 彼女の歌を聴いた瞬間、あのアニメが脳内で再生された。 主題歌だった。 そのCDはジャケットに惹かれて購入しただけだった。 私は運命だと思った。 林檎嬢の何が好きかって、歌詞にストーリー性があるところ。 そこ?ってところで漢字表記になるところ。 自作自演屋って自分で言っちゃうところ。 椎名林