違うものと出会って世界が広がって

夕方から降っていた雨も止んだようで、静かな夜です。

今日も りこちゃんと こざる達は、いつものように皆で一緒に楽しく夕飯を食べて、
食後のお茶を飲みながら のんびりとおしゃべりしています。

ラジオから 懐かしく斬新な歌が聴こえてきます。

「清志郎と冬美ちゃんと、細野さんだ!」

この三人、細野晴臣、忌野清志郎、坂本冬美のユニット、HISの『夜空の誓い』です。

「今日の午後、ラジオに冬美ちゃんが出ていて、この時の話をしていたよね。」
「清志郎と冬美ちゃん、同じレコード会社で、それで清志郎が一緒にやろうって声をかけて、このユニットが生まれたんだよ。」
「異色のコラボとか言われたけれど、清志郎は 垣根とか壁とか、そういうものは簡単に飛び越えちゃうもんね。」
「元々、そういう隔たりなんて存在しないんだよ。」
皆、うんうん頷きます。

「自分と違うもの、違う考えに出会った時に、違うからって避けるんじゃなくて、
わぁ、いいねーって、そういう風に感じられることって 幸せだよね。」
「世界が広がっていくよね。」
りこちゃんも、にこにこ聴いています。

違うものが出会って、新しいものが生まれていく。
拒否するのではなく、互いに調和する。
とても素晴らしいことだと思います。

「清志郎は とてもシャイで、話す時も単語だったって、冬美ちゃんが話してたよ。」
「『こぶし…回してくれませんか?』って言われた冬美ちゃんが こぶしを回すと、
『最高』って言って、恥ずかしそうにギターをポローン♪って鳴らしたりするんだって。」

皆、その様子を思い浮かべて、うんうん頷きます。

今夜も、こざるカフェは ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
まだまだ雨が続くようです。どうぞご自愛ください。
よい毎日でありますように (^_^)