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エキナカに驚く

 食欲の秋。
テレビでは季節を問わず、グルメ特集をやっているが、
今の時期から年末にかけてが、特に売り時、稼ぎ時なのかと思う。
 再来年のオリンピックに向けて、特に都心では新たな商業施設も
出来ているし、またリニューアルする施設も多い。

 私が驚くのは駅構内の店舗、いわゆるエキナカである。
以前は キオスクはあったけれど、駅は あくまでも駅だった。
ところが、どんどん開発が進んで、どこもかしこも店舗となり、
食品、日用品、服飾、飲食店、何でもある。
 食品も、お弁当はもちろんだが、お惣菜も、パン屋もあるし、
「なんとか祭」のように、イベントもやっている。
百貨店そのものがなくなっていく中、まるで百貨店のようである。

 でもこんなにお店ばかりになって、私などは戸惑ってしまう。
駅にいるはず、構内にいるはずなのだが、
あれれ? 何々線のホームは、こっちなのかな?
あまりにも目に飛び込んで来るものが多過ぎて、
駅本来の案内表示が目立たないのである。
迷子になってまいそうな勢いである。

 以前見た番組で、地方に移転して のんびりと暮している人が
たまに用事があって都心に来ると、物が多過ぎて、
あれもこれも買え買えと言っているようで怖いと語っていたのを思い出す。

 エキナカは、忙しい勤め人には、とても便利である。
デパ地下ではなく、いつもの帰り道のエキナカでお惣菜を調達できれば、
1本でも2本でも早い電車に乗ることができる。
出来る限り無駄に時間を費やすことなく、
そしてストレスもなく一日を過ごしたい。ちょっとでも早く帰宅したい。

これからも、どんどんエキナカは進歩していくだろうし、
また新たなスタイルの店舗、施設も出て来るのだと思う。
5年後、10年後はどうなっているのだろう?

読んで下さって、どうもありがとうございます。
普段は降りない駅で、たまに乗り換えなどすると、
浦島太郎になったような気分になります。

よい毎日でありますように (^_^)


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