贈るということ
クリスマスプレゼント、お歳暮、お年賀、贈り物の季節だ。
嬉しいけれど、人にものを贈るのは難しい。
子供の頃、お歳暮カタログで 定番のサラダ油、洗剤など
地味な品物を見て、こういうのをもらっても、嬉しくないなぁなどと
思っていた。贈り物と言えば 開けたら、わぁ(^o^)となるものと
思っていたのだ。
それなりに年を経て、なるほど、サラダ油、洗剤は 好みはあるものの、
必ず使う生活必需品だから、いいかもしれないと思うようになった。
けれどもプレゼントというと、やっぱり、開けたら
わぁ(^o^)となるようなものを考えてしまうのだが、
その人を知っていれば知っているほど、贈り物を選ぶことは 難しいと思う。
例えば、いつも素敵なスカーフをしている友人に、
彼女はスカーフが大好きだから、プレゼントはスカーフ!などと
安易に思ってしまうが、たぶん大好きなものには その人の選ぶ基準が
しっかりきっちりあると思う。
私が、これが好きだろうと思ったり、これが似合うと思っても、
それは私の好みであって、彼女の好みではない。
プレゼントしたものは、もらった人のものなので、本人がどうしようと
構わないのだけれど、やはり贈った方は、気に入ってもらって、
使ってくれることを期待してしまう。
そんなことを見聞きしたり、経験したりして、
今はサラダ油や洗剤ではないけれど、使うもの、使ってなくなるものを
選ぶようにしている。
お菓子や、お茶類、デザインが素敵なタオルや布巾、
自分では普段は買わないけれど、もらったら嬉しいもの。
それでも、私がプレゼントをもらったら、
贈ってくれた人が私のために選んでくれた時間や思い、
手間隙かけてくれたことを とてもありがたいと思う。
何よりも、気持ちがこもっているのだから。
読んで下さって、どうもありがとうございます。
やはり今年は暖冬なようで、東京では木枯らし1号が39年ぶりに
吹かないということになりそうです。
よい毎日でありますように (^_^)
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