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研修中さん達 ありがとう

月曜日は よく雨が降りました。
そして気温も かなり低くて、4月の気候だったそうです。
今日、火曜日もまた同じように肌寒い一日。
昨日よりは 雨が止んで曇りの時間が長く、夕方は 空を覆った雲のところどころ薄いところから 青空が透けて見えました。
雲の上は いつも晴れています。

母の定期健診で病院へ行きました。
特にどこが悪いというわけではありませんが、高齢なので 定期的に主治医の先生に診てもらっています。
今回は 採血検査をして 体調や栄養の摂取具合を確認。

まず採血をする診察室へ行きます。
すると 新人の看護師さんがいました。
4月に新しく勤務を始めた社会人一年生なのでしょう、研修バッチをつけています。
カルテを見て、名前と生年月日を確認、
「(採血する)手は どちらがいいですか?」
「アルコール消毒は大丈夫ですか?」
と、決まっている質問をして確認です。

ところで 高齢になると、血管が細く脆くなってきます。
この血管と思って針を刺しても、"血管が逃げて"しまって、なかなかスムーズに血管に針を刺すことができません。
80代半ばに差し掛かった母も、年々、血管が細くなって とり難くなっています。
一度刺して、血管に辿り着かず、そのうちに内出血してしまって、また別の血管を探して…
ということを何度か 繰り返します。
このところは 割とスムーズにいって、それでも一回目でとれるということはないのですが、
二回目で無事に なんとかとれます。
高齢になると、検査からして体力が必要なので難しくなってきます。

そんなわけで その研修中の看護師さんに 高齢なので なかなか簡単に血管がとれなくてと伝えました。
経験があるベテラン看護師さんでないと難しいからです。

新人看護師さんは、近くにいた先輩看護師さんに声をかけて、他の仕事をしていた彼女が来るまでの少しの間、
車椅子に座っている母の視線の高さに合わせるように しゃがんで
母の手を優しくさすって「少し待ってて下さいね」と声をかけてくれました。
おそらく緊張していた母は 嬉しそうにニコニコしました。

そんなちょっとしたことなのですが、とても嬉しくなりました。
現場に出たばかりの新人看護師さん、毎日、緊張の連続だと思いますが、
ちゃんと「患者に声をかけること」を実践していて、きっといい看護師さんになるでしょう。

その後、ベテラン看護師さんが うまくいい血管を見つけて、新人看護師さんがアシストしながらスムーズに採血終了。
バンソコウを貼ってくれた新人看護師さんに「ありがとうございます。」とお礼を言いながら、
" 頑張って下さい"と 心の中で応援。

しばらく待って採血検査の結果が出てから、主治医の先生の診察です。
診察室に入ると、ここにも新人さん、研修医が緊張した顔で座っていました。
もう何年も通っているので、毎年、この時期は 研修医がいます。
どの研修医も緊張した顔、ずーっと真顔でいます。
思えば、日に何人も診る医師の仕事、生命に関わる患者も多いわけです。
その最初の一歩。

診察が終わって お礼を言って 診察室を出ようとすると、研修医さんが扉を開けてくれました。
「ありがとうございます。」とお礼を言いながら、
" 頑張って下さい"と また心の中で応援。

どんな仕事でも最初の新人の時は何もかも初めてで、とても大変ですが、
医療関係は仕事が生命に関わることですから、その緊張感たるや、と思います。
現場では想定外の連続でしょうし、同時に様々なことが起こりうるし、
右も左も分からないであろう最初は本当に大変、非常に鍛えられると思います。
一年目は 自分に水や肥料を与えて太陽の光を吸収して グングン根も葉も伸ばす成長期でしょう。

また生死の現場に立ち会うこともあります。
体力も精神力も必要です。
激務の重労働と言いますが、うまく休みがとれますように。
そして患者さんが安心する対応ができる、患者さんの気持ちが分かる 看護師さん、お医者さんになりますようにと応援しています。

こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
しばらく気温が低い日が続くようですので、暖かくして気をつけてお過ごしください。
よい毎日でありますように (^_^)

6月13日に こちらの嬉しい知らせが届きました。 読んで下さった皆さま、スキをつけて下さった皆さま、どうもありがとうございます。


6月6日に こちらの嬉しい知らせが届きました。 読んで下さった皆さま、スキをつけて下さった皆さま、どうもありがとうございます。


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