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【知って欲しい！！】性的マイノリティの総称LGBTとは

コザル

皆さん、性的マイノリティの総称と聞いて思い浮かべるのは、LGBTではありませんか？

本当に性的マイノリティの総称はLGBTで良いのでしょうか？

当事者としては、ちょっと違うかなって思っていたりします。

違うっていうのなら、どういうのが正しいのでしょう？

正解はないのですが、これであれば当事者の人が疎外感を感じることがないのではないかってことで、当事者自身が使っている総称として使っている言葉がありますので、ご紹介と説明をさせてもらえたらと思います。

性的マイノリティの総称LGBTってどういうセクシュアリティを指すの？

性的マイノリティの総称としてニュースなどで使われているのは『LGBT』です。

これは、どういったセクシュアリティ、ジェンダーを指すのでしょうか？

L ：レズビアン
G：ゲイ
B：バイセクシュアル
T：トランスジェンダー

といったところになるのですが、これ以外にも様々なセクシュアリティがあります。

このLGBTと言われると、結局のところレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーと言われるセクシュアリティやジェンダーにフォーカスが当たってしまいます。
なので、それ以外のパンセクシュアル、アセクシュアル、リスセクシュアルなどのセクシュアリティの人達が疎外感を感じないために最近、当事者は性的マイノリティの総称を『LGBTQ+』と言っていることが多いのです。

では、LGBQT+とはどいったセクシュアリティ、ジェンダーを指すのでしょう？

L ：レズビアン
G：ゲイ
B：バイセクシュアル
T：トランスジェンダー

は一緒なのですが、これに

Q：クエスチョニング
+：それ以外

含めて、性的マイノリティの総称として『LGBTQ+』となっています。

また、最近では、『LGBTQIA』と使いう人もいます。

この『LGBTQIA』は

L ：レズビアン
G：ゲイ
B：バイセクシュアル
T：トランスジェンダー

に以下のセクシュアリティ、ジェンダー、身体的特徴を持つ人を含めています。

Q：クエスチョニング
I ：インターセックス
A：アセクシュアル

となります。

性的マイノリティと言われるセクシュアリティ、ジェンダー、身体的特徴を持つ人はどんな人なの？

性的マイノリティと言われる人は、性的指向、恋愛指向、ジェンダー、身体的特徴の4つに分けられます。

性的指向・・・〇〇セクシュアルとなります。

  • マセクシュアル

  • ウーマアセクシュアル

  • バイセクシュアル

  • パンセクシュアル

  • アセクシュアル

  • リスセクシュアル

  • クォイセクシュアル

  • オムニセクシュアル

などになります。

恋愛指向・・・〇〇ロマンティックと言われています。

  • マロマンティック

  • ウーマロマンティック

  • バイロマンティック

  • パンロマンティック

  • アロマンティック

  • リスロマンティック

  • クォイロマンティック

  • オムニロマンティック

などになります。

ジェンダー・・・性別になります。

  • トランスジェンダー

  • Xジェンダー

  • ノンバイナリー

などが該当します。

身体的特徴・・・これは1つしかありません。

  • インターセックス

です。

ただ、インターセックスの人は性的マイノリティに含められたくないと思っている人もいるので注意が必要です。

では、ここに出てこなかった、ゲイ。レズビアン、クエスチョニングはどういう言葉になるのでしょう？

ゲイ、レズビアン・・・性的指向、恋愛指向が含まれている言葉になります。

なので、必ず、性別がある状態・・・つまり、自認する性別と身体的性別が一致しているシスジェンダー、自認する性別と身体的性別が一致しなくて、なおかつ自認する性別が決まっているトランスジェンダーの場合にのみ使えるものとなります。

では、クエスチョニングとは何なのかというと、ジェンダー、性的指向、恋愛指向が含まれる言葉で、この3つのどれかが1つでもわからない場合はクエスチョニングとなります。

詳しくは、過去記事があるので参照下さい。

LGBTが性的マイノリティの総称と言われていることについて当事者はどう思っているの？

LGBTが性的マイノリティの総称と言われていることについては、僕自身は違和感しかありません。
ましてや『LGBTQ』『LGBTQIA』と言われても、違和感しかありません。

僕自身、ジェンダーがクエスチョニングなんです。
ここで、勘の鋭い人は『Q』が入っているから良いのでは？

って思われるかもしれません。

ですが、僕自身の恋愛指向も性的指向も『LGBT』『LGBTQ』『LGBTQIA』には含まれていません。

含まれていないということは、いないとされてしまうのです。
ましてや、『いない ＝ 新たに出てくるとビックリされる』ということが起きてしまうのです。

なので、『LGBTQ+』『LGBTQIA+』として、『+』を入れてもらうことでそれ以外にも性的マイノリティの人はいるんだと思ってもらえることが大事なのです。

ただただ、言葉尻だけなんですけどね。

性的マイノリティの総称をどう言えばいいの？

その人の使いやすい言葉を使ってもらっていいと思います。

  • LGBT

  • LGBTQ

  • LGBTQ＋

  • LGBTQIA

  • LGBTQIA＋

といった感じで・・・。

ですが、『LGBTQIA』以外のセクシュアリティの人達の存在がわかっていることが前提にはなってくるんですが・・・。

まとめ

性的マイノリティとは

  • 恋愛指向

  • 性的指向

  • 身体的特徴

  • 性別

が人と違うからマイノリティなのです。

性的指向 ＝ 性癖 ではないのです。

異性愛者（異性とセックス、恋愛をする人）でも男性と恋愛などで関係を持ちたいと思っているとか、恋愛などでの関係を持っている人であれば、性的マイノリティ（セクシュアルマイノリティ）となるのです。

なので、多様性と言われていますが、元々は人と違うことが当たり前だったのが、人と一緒じゃなきゃイヤだという風潮になってしまったがために、マイノリティの人達を『違う』という理由だけでマジョリティ（多数派）の人達は遠ざけてきたのです。

なので、知って欲しいではなく、当たり前に存在しているし、自分が気付いていないだけで、友達の1人がLGBTQ+かもしれないのです。

特別な存在としてみないで下さい。

迷惑をかけているわけではないので・・・。

それでは、今日はここまでにしたいと思います。

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