㉙㉚の続き。
第11話最終回だけあって衝撃の連続!
指紋も一致し、いよいよ本気で逃亡するみづほ。
テレビでみづほの母親が危篤のニュースが流れ、「お母ちゃんは、もう、あさってまではもたんの……」と弱気になるみづほに、「私が福井に連れて行きます」と宣言する八重子。八重子、有香、緑、みづほの旅が始まる。
実家へ向かう自動車で……
視聴者も、車のどこかに隠れていて見付かりはしないかとひやひやする。しかし、オープニングの歌をはさみ、ネタバレ。
スタントマン顔負けのシーンだった。
みづほと別れ、八重子達三人で実家に行く。実家は、個人商店を営んでいて、客として潜入。
ここ、本当にびっくりした。
突如、床からびよーーーんと飛び出るみづほ。床下収納から出るなんて、よく思いつくなぁと思う。
そして、いよいよクライマックス。
警察から逃げ、港に辿りついたみづほ、八重子、緑、有香。
ここは衝撃シーンとは違うが、この三段活用みたいな変化が好き。
あんなに、逃げることに固執していたみづほが生まれ変わった瞬間。
このシーンのためにこのドラマはあると言える感動のシーン。
そこで終わらないのが大石静さん!
あんなにみづほが自首することに固執していた八重子がこのセリフを言う。
カタログ人間の八重子が本当に生まれ変わった瞬間なのかも知れない。
港のシーン、何度観ても感動する。
もちろん、八重子と礼太郎の会話、八重子とみづほのやりとり、メゾンアフリカの人たちの関わりも好きだけど、最後まで面白く観られるのは、やっぱり衝撃シーンあってこそだなと思う。