㉙の後半です。
第五話ではみづほの逃亡シーンがある。
第三話の逃亡よりも、みづほの気持ちにフォーカスした作りになっている。江古田の町を離れる、メゾンアフリカから離れる、お父ちゃんから離れる悲しみ。
第三話の逃亡はアパートの三階から飛び降りて衝撃的だったけど、五話には衝撃はない。そう考えると、同じ逃亡でもフェイクの時の方が意図的に衝撃的。
第六話の衝撃シーン
火野史郎が留置所から逃亡したため、警護してもらっている八重子。礼太郎とキスするために刑事を巻く。
警護してくれている刑事を巻くことも衝撃。しかも、キスするために。ドキドキするシーン。
第7話は、破れかぶれになった史郎の人質シーン。ここは逮捕まで、目が離せない。
この一言で史郎のヤバさが分かる。
その後も、人質をとりながら、新婚旅行に行こうだとか、俺はエリートだとか、イッちゃってる発言をして。極めつけが…
史郎、教会の神父と新郎の一人二役。このシーンは、アフリカの夜の衝撃ベスト3に入る。
そして、同じく衝撃ベスト3に入るのは。
第9話のみづほが八重子の首を絞めるシーン
この話は、以前詳しく書いた。とても長いシーンである。
第10話になると、みづほが急にやさぐれて亀田伸枝みたいになる。
佐々木は交番の巡査。その佐々木の前で、そんなこと言う八重子も八重子だと思う。ちょっと待てば叩かれることもなかったろうに。思い立ったらすぐ行動の八重子なのだ。
八重子を叩いた直後に、何食わぬ顔で「どうにも止まらない」を歌い出す。これまた衝撃。
第10話の指紋不一致の場面はじらされてドキドキする。
カラオケパブで、みづほを怪しんでる小島から指紋付のグラスをとられ警察で鑑定される。このシーンのあとオープニングの歌が入る。その後も、メゾンアフリカで心配する八重子や礼太郎達のシーンがしばらく入って。
いい塩梅で「不一致」の場面がくるなぁと思う。ドキドキが持続する。
この八重子の夜明けのシーンは、一人椅子に座ってその時を待つ八重子に朝日が差し込んで、とても絵になる場面。
やっぱり10話11話は衝撃シーンが多そうだなぁ。次も続く。