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Chat GPTを使いはじめた夫が心配

こんにちは!AIを使って定時退社するフルタイムママ、こゆりです。

最近、AIに全く関心がなかった夫が仕事でChatGPTを使い始めました。

DeepSeekが話題になっているので「そろそろ使えないと時代に取り残されるかも…」と危機意識を持った様子。

データ分析や社内プレゼン資料の作成に活用しています。使いはじめて1週間なので、その積極性と劇的進歩は素直に嬉しいです!

でも、もともとの楽観的な性格もあり、機密情報の取り扱いや業務データの流出あたりで、セキュリティ面での不安を感じ、いくつかアドバイスしました。

夫に「なるほど、知らなかった」と感心されたので、今回はChatGPTのセキュリティリスクとその対策について、シンプルに解説していきますね!

ChatGPTのセキュリティリスクは?

ChatGPTはとっても便利なツールですが、適切に使用しないと以下のようなセキュリティリスクが考えられます。

1. 機密情報の漏洩

ChatGPTに入力した情報は、プランや設定によっては、AIの学習やサービスの改善のために保存・利用される可能性があります。そのため、個人情報や企業の機密情報を入力すると、意図せず情報が外部に漏れるリスクがあります。

2. 誤った情報の提供

ChatGPTは大量のデータを基に応答を生成しますが、必ず正確な情報を提供するわけではありません。誤った情報や不完全な回答をだすことがあり、それをそのまま使用すると業務上のミスやトラブルの原因に。最悪は、企業としての信用を失う可能性があります。

3. 不正利用・悪用のリスク

ChatGPTを悪意のある目的で利用されると、フィッシング詐欺やマルウェアの作成など、サイバー攻撃の手段として悪用される危険性があります。
また、ChatGPTを装った偽のサービスに誘導され、情報を盗まれるリスクも存在します。

リスクへの対策

上記のリスクを踏まえ、ChatGPTを安全に利用するための対策を以下にまとめました。

1. 機密情報の入力はしない

ChatGPTには、個人情報や企業の機密情報を入力しないこと!
例えば、氏名、住所、電話番号、パスワード、顧客情報などは入力しないことが重要です。夫は少し危ない面もあったので、使いはじめた当初に教えるることができてよかったです。

2. 最終確認は”人”が必ず

ChatGPTから得られた情報や回答は、そのまま使用しないこと。
必ず人間が確認・検証するプロセスを設けましょう。特に業務で使用する場合、誤情報が含まれていないか、適切な内容かを確認することが重要です。

3. データの学習利用をオプトアウトする

ChatGPTの場合は、設定で入力したデータがAIの学習に使用されないように設定することが可能です。
設定画面の「データコントロール」から「Chat History & Training」をオフにすることで、データの学習利用を防ぐことができます。

無料版と有料版の違い

ChatGPTには無料プランと有料プラン(ChatGPT Plusなど)があります。慣れてきたらぜひ有料プランがおすすめ!ですので、違いもまとめていきますね。

1. アクセスの優先度

有料プランでは、アクセスが集中している時間帯でも優先的にサービスを利用でき、応答も速いです!一方、無料プランでは混み合う時間帯などは、アクセスが制限される場合があります。

2. 利用可能な機能

有料プランでは、最新のAIモデル(GPT-4)や高度なデータ分析機能など、無料版にはない機能を利用できます。これにより、より高度な分析や高度なタスクの実行が可能になります。

3. 画像生成の枚数

無料プランでは1日2枚まで。一方で有料版では、3時間で40枚の画像生成が可能です。夫のように資料作成で使用する場合には、スライドにイメージ通りの画像を添えるだけで完成度があがりますよね。画像生成をよく使う場合には、有料プランがおすすめです!

まとめ

ChatGPTは、業務効率化に非常に役立つツールであることはもう皆さまご存じの通り。でも、利用にあたってはセキュリティリスクを十分に理解し、適切な対策を講じることが重要です。

特に、機密情報の取り扱いやデータの学習利用に関する設定を確認し、必要に応じて有料プランの利用も検討してみてください。

まだまだAIが普及していない組織内で社内ガイドラインを整備したら、評価も上々かもしれないですね!

いつも、読んでくださりありがとうございます。

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これからも忙しいママたちに、 明日からマネできるヒントを発信しますので、また読みにきていただけると嬉しいです😊

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こゆり|AI使って定時退社するフルタイムママ
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