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だから私は応援したい

いつも聞こえる声の正体

子育てをしながら仕事をすれば

「子どもと一緒に過ごす時間が少なくて、かわいそう」

仕事をやめて専業主婦になれば何をやっても

「どうせ主婦の道楽でしょ」

そんな言葉が頭に中に響いていました。結局、働いても働かなくても、何をしていても、誰かの声が聞こえる。

しかし、先日umiさんの音声を聞き、

「自分を苦しめていたのは、自分の中に染みついた文化」

という言葉でふと気がついたのです。

いつも聞こえてくるあの声の正体が私自身だったことに。


umiさんはご自身のお母様との会話から、自分の中に染みついた文化に気がついたエピソードをお話しています。さらに性別によって固定化された役割についても触れられています。(音声は記事の中にあります。)


自覚しながら上書きしていく


今、umiさんのこの言葉を改めて意識していきたいと思っています。


私の思い込み

戦後の昭和的思考を持つ母に育てられた私は、結婚したら、夫に尽くし、家族に尽くし、それが自分の役割だと思っていました。もちろん、父は家のことは一切やりませんでしたが、それに対して特に何も感じませんでした。

結婚当初は共働きでしたが、私は基本的には夫の仕事を中心に自分の生活を考えていました。しかし、徐々に自分は家事はあまり得意ではなく、どちらかと言えば、社会と接点を持ちたいタイプだということに気がつきます。

もう時代は変わっている、我慢してストレスをためるぐらいなら、自分のやりたいように生きよう!そう思い、私は自分の考えを改めます。しかし、染みついた文化はなかなか消えないようで…

日本で幼稚園の延長保育を利用し仕事をしていた時、やはり罪悪感がありました。家事が疎かになることにも苛立っていました。

でもいざ、夫のアメリカ赴任が決まり、専業主婦となった時、お金を生み出せないことに対するうしろめたさが常につきまといました。

よく考えてみたら「家事・子育ては女性の仕事」という思い込みが根底にあったように感じます。一方で家事と子育てに専念したら、生まれる違和感や孤独感。体に染みついた文化と自分の意思との間に矛盾が生まれていました。

2020年6月に始めたnote。最初は当時受講していたモンテッソーリのアシスタントコースで学んだ内容についてまとめていました。

まさに「育児=女性の仕事」という思い込みのあった私はお母さん方が読んでくさるものとばかり思っていたのですが、実際に読んでくださったのは意外にも男性の方が多く、そしてさらに驚いたのは、note上に積極的に育児に参加するお父さんがたくさんいるということでした。


最初にビックリしたのがこの方でした!

(当時どの記事だったのか忘れちゃったので、最近の私の推し記事をご紹介します!)

他の方の記事も読み進めていくうちに、子育てパパさんたちが一体どんな考えを持ちどんな経験を経て、今に至ったのか、私の中で興味が沸いてきました。

アップデートが必要!

夫は完全に昭和の考え方です。そもそも結婚当時、私は尽くすつもりでいたわけですから、夫からすれば「何を今さら?」という状態だと思います。ですから夫の考え方や働き方を変えるつもりはありません。

私が今後、仕事をするとしてもあくまでも家事や子育てを優先できる範囲になると思います。それが私たち家族にとってはベストのやり方だと思っています。

でも、考え方はきちんとアップデートしたいです。なぜなら性別によって役割が固定化されてしまうことは子どもたちの未来にとって良くないことだと考えているからです。


そしてある日、noteで出会ったのがsachiさん「パパ力検定」でした。

「子どもたちの未来のために…パパママが協力して笑顔で子育てできるように…」そんな温かい思いに心を打たれ、私もこの活動をお手伝いしたいと思うようになります。

産後、夫は仕事で忙しく、ほとんど家にいませんでした。育児は母親である自分の仕事だと思っていましたが、本心を言えば、もし近くで夫が支えてくれていたら、どんなに心強かっただろうと思います。

だから「未来のママはもちろん、子どもたちのためにもそしてパパ自身のためにもこのパパ力検定は必要なものだ」と強く感じました。

noteとTwitterでやりとりをしていたsachiさんと、サークル「みんなのPTA」がきっかけでZOOMでお話する機会を得ることができました。その時、自らお手伝いを申し出て、今に至ります。

夫を見ていると仕事がすごく大変なこともわかります。だから今、仕事で忙しいパパさんたちに無理して「子育てもやりましょう!」と声高に言うことはできません。

でも、子育てが、母だけではなく、親の仕事というように意識だけでも変わったら、大きな変化につながるのではないか…そんな風に思います。

そしてその先に、いつかパパママが協力して育児に関わる社会ができたらいいな、それが当たり前になったらいいなというのが私の希望です。

だから私は応援したいんです!

そんなわけで、sachiさんパパ力検定®を応援しています。

そしてこの方も!

なるけんさん ご出版おめでとうございます!


素敵な方々と出会えたnoteに感謝しています。ありがとう!

え、ありがとう?


はい、「ありがとう祭」やってます!ワッショイ!


オススメの子育てパパnoterさんの記事を教えてください!(追記:企画は終了しました。)

どうしてこの企画をやろうと思ったのか、みんなのPTAラジオで髙岸さん、sachiさんと一緒にお話しています!

久しぶりの配信です。久しぶり過ぎてちょっとグダグダしていますが、そこも含めてお楽しみいただければ!

こちらから過去の配信もお聞きいただけます。

サークルみんなのPTAはこちらです。

トップ画像はもときさんのお写真をお借りしました。いつも癒されています。ありがとうございます!

お読みいただきありがとうございました!

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ゆき
頂いたサポートはみんなで子育てする文化・環境づくりのため、大切に使わせていただきます。 子育ての学びと体験を共有するメディア ISSHO NIのnoteはこちらです。https://note.com/issho_ni4568