小指

小林紗織 (http://koyubii.wixsite.com/website)/絵や漫画、音楽を聴いて浮かんだ情景を描くSCORE DRAWING

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偶偶放浪記(たまたまほうろうき) 7/23 白水社から発売!

人々に忘れ去られそうな場所を“たまたま”訪れる愉しみ。岸本佐知子氏、都築響一氏推薦の小指が描く「旅」にまつわる漫画+エッセイ この度、「偶偶放浪記」という旅行記本を白水社さんから出していただくことになりました!そして、敬愛してやまない岸本佐知子さんと都築響一さんに帯文をいただきました・・・!!いただいたのを見た時、膝から崩れ落ちるほど嬉しかったです。素敵な帯文を、本当にありがとうございます。 内容は過去に発表した同人誌『旅の本』に加え、4編の新作漫画とエッセイ・そしてそれ

    • 『分身』についての解説文

       八才の頃から着ていたシャツ、捨てられずずっと手元においていた。これはお母さんに買ってもらった服の中で (もしかしたら誰かのおさがりかもしれないが)、唯一気に入って着ていた服だった。さすがにもう小さくて腕すら通せないが、引越しするたびに捨てようか迷い、なぜかこれだけどうしても捨てられなかった。私自身、子供の頃のことをもうほとんど思い出せなくなってしまったから、この服という「物」が子供時代の私の唯一の物証とも言えた。  押し入れからひっぱりだすたびに、服の生地は変色し、柄は褪

      • 新作『Human Error Noise #1,#2』についての解説文/小林紗織(小指)

        【『Human Error Noise #1,#2』を制作した日の日記】  文芸誌『MONKEY』で以前、柴田元幸さんが訳されたフィリップ・K・ディックの『プリザビング・マシン』という短篇の挿絵を描かせて頂いたことがあった。「楽譜を動物に変換する機械」の物語で、ゲラを読ませて頂いた時、頭の中に”夜、音と動物の間みたいな謎の存在が、不協和音が鳴り響く中で野蛮に暴れ回っている姿”が浮かんだ。実際に描き始めてみると、そのけたたましく音を出しながらかけずり回る謎の”生き物”の全貌が

        • 『宇宙人の部屋』フリーペーパー

          『宇宙人の部屋』で描いた生活をしていた最中、沢山の本に困ったところを助けてもらいました。そんな引用&参考文献の数々を、書籍のページ数の問題で描けなかったのでフリーペーパーにまとめさせて頂きました。 全ての書籍と著者様、その節は本当にありがとうございました。

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          奇跡のような平凡な一日

          過去の日記をまとめた「奇跡のような平凡な一日」 文学フリマで売り切れてしまったのですが、印刷して来週末には届くようなので通販を開始しました。

          奇跡のような平凡な一日

          書籍装画仕事一覧

          絵画の仕事は小林紗織名義でお請けしています。 『アホウドリの迷信 ―現代英語圏異色短篇コレクション』岸本佐知子・柴田元幸著(スイッチ・パブリッシング) 『母がゼロになるまで』リー・アンダーツ著(河出書房新社) 『うたとかたりの人間学 いのちのバトン』鵜野祐介さん著(青土社) 『音と言葉の日々』橋本亮二著(十七時退勤社) 『宇宙人の部屋』小指著(ROADSIDERS) 『四つの白昼夢』篠田節子著(朝日新聞出版)

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          CREAの単発エッセイ連載「DIARIES」 に、エッセイを寄稿しました

          CREAの単発エッセイ連載「DIARIES」 に、エッセイを寄稿しました

          me and youの「同じ日の日記」に寄稿しました

          五月十五日、この町で生きる日記/小指

          me and youの「同じ日の日記」に寄稿しました

          TOKION連載 『小指の日々是発明』

          「散歩の効能」 連載:小指の日々是発

          TOKION連載 『小指の日々是発明』

          SUUMOタウンさんに寄稿しました

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          雨の日の散歩 Waik on a rainyday

          雨の日の散歩 Waik on a rainyday

          雑誌『ユリイカ』への寄稿一覧

          1、ユリイカ2021年10月号 特集=円谷英二 「われ発見せり」コーナーに寄稿しました。 2、ユリイカ2024年6月号 特集=わたしたちの散歩 『横浜橋・不老町散歩日記』を寄稿しました。

          雑誌『ユリイカ』への寄稿一覧

          新婦人しんぶん 「ずいそう」に連載しました

          「ずいそう」連載 2021年7月17日(土) 第1回「五輪よりも日常を」 「ずいそう」連載 2021年8月21日(土) 第2回「女であること、働くこと」 「ずいそう」連載 2021年9月18日(土) 第3回「患者数の向こう側に」

          新婦人しんぶん 「ずいそう」に連載しました

          私の好きなこと/小指

          私の好きなこと/小指(『出会えた好きを大切に』Recruit & BEAMS) 子供の頃に色んな夢を描いてた人ほど「好きなことは仕事にしない方がいい」と制されて育った人が多いような気がする。そんな子供時代から今に至る経緯と、決意を描きました。 https://www.beams.co.jp/special/rs_beams/column/202010-koyubi/

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          信田さよ子さん、都築響一さんとトークがあります

          3/6(水)開催の信田さよ子さんと都築響一さんとのトーク、会場枠が残り僅かとなりました。ご興味ある方、是非是非よろしくお願いいたします。 オンラインもあります! いま、さまざまな文脈で「ケアすること」の重要性が指摘されています。目に見えない傷を抱えた誰かをケアするだけでなく、 多くの他者と関わる忙しない日々の中で、自分自身をいかにケアしていくか、ということに注目が高まっています。 自分自身を見失うほどに周囲のことが気がかりになってしまったり、周囲の期待に応えようとして、

          信田さよ子さん、都築響一さんとトークがあります

          👽新刊のお知らせ📕「宇宙人の部屋」

          自分たちとアルコール依存症の17年間と、 私の共依存症と回復の記録。 『宇宙人の部屋』 発行者 都築響一 編集 ROADSIDERS 価格 税込1650円 文庫本 320P 《なぜか付き合う男が、全員アル中だった…》で始まる、過去に出した同人誌・宇宙人の食卓の"その後"の話。 偏食のKと奔放過ぎるA、そして「自分が彼らを助けなきゃ」と必死になっていた共依存症者の私が、全員で嗜癖の渦中から抜け出そうと生きた記録。 ------------ わたしが恋したひと、一緒に起き

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