学生と社会人の時間の価値って?
はじめまして、香油(こうゆ)と申します。
今回アカウント開設と記事投稿をしようと思ったのは、職場でのモヤモヤを自分なりに言葉にしてみようと思ったからです。
私は考えて整理してやっと、自分の考えを発信できる人種なので、遅筆ではありますが、ゆっくり回を重ねていけたら良いです。
はい、今回は表題の通りですね。
【学生と社会人の時間の価値って何?】
と言うのを題材にして書いていきます。
◆発端
今働いているところでは学生や社会人のインターン受け入れを事業の一つに持っています。
インターン事業は、事業をやることが目的なのではなくて、最終的に地域の良さを知って、今後他の事業、また地域との末永い関係を築いて頂いて、関わってくれる人を増やしたいと言う思惑(笑)があります。
今年度の冬のインターンでは、コーディネーターとメンターを学生に努めてもらうことになっており、冬に向けて週に一度、学生とこちらのスタッフでオンラインミーティングを行っていて、その際に学生コーディネーターが放った一言が、私はずっと引っかかって頭から離れませんでした。
◆「学生の時間を使うと言うこと、学生の時間の価値をこちらできちんと分かってあげて(以下略)」
ここから本題に入ります。
この言葉を聞いた瞬間は、ん?と思う程度でした。言葉に違和感を感じたと言いますか。
私は学生をしていた頃、時間の価値と言う概念は存在していましたが、“学生の”時間の価値、とか、“社会人の”時間の価値、とか。そんな形容詞をつけて考えたことが無かったので、その場で何故引っかかったのか、すぐには脳が理解しませんでした。
ミーティングが終って、先輩スタッフの方とお昼を買うため車で移動している際に、先輩スタッフの方と話してようやっと自分が引っかかった部分が分かりました。
学生も社会人も同じ人間なのに、時間の価値に差がある様な言い方をしていたのが気になったのです。
学生の時間というのは短いですよね。時間というよりは、期間と行ったほうが分かりやすいですが。
私の中では、“生徒”でいられる期間は小学校1年生から高校3年生の約12年、“学生”でいられる期間は長くても大学の4年間+2、3年くらいだと思っています。
“学生”として学業やサークル、部活、趣味、自分磨き、社会経験を積める期間は限られていますし、課題や実習などが入ると、人によってはタスクが何個も重なって忙しくなるのも理解しています。私もそうだったので。
それに学生より社会人となった後の方が時間が長いのは誰もが知っていることでしょう。
時間が短いから“学生の時間”の価値は高いのか?
時間が長いから“社会人の時間”の価値は低いのか?
“価値”ってその人個人によるものだと思うのです。
誰と比べるものでもない。
“価値”で人の優劣を決めるのは違うと思いますし、他人にとやかく言われることではない。
“価値”と言う耳障りの良い言葉を振りかざし、自分のやることを正当化しようとしている。
・・・と、いう風に捉えられてしまうのも仕方のないことだと思うのです。
たとえ本人にそのつもりは無かったとしても、そう捉えてしまう人がいると分かって欲しいのです。
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