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不登校児の親の会に参加してみた

学校へ行きづらい子供たちの居場所は地域格差あり。親の居場所も。

私の住んでいる地域には小学生が通えるようなフリースクールはない。

隣町まで少し足を延ばせばあるのだけど、対象年齢に入っているものの中高生が多く在籍し、居場所として妥当なのかというと微妙かな、と思い見学はしていない。

学校に行ってものびのびしていない娘を見ると、やはりフリースクールという道はいつも頭にはある。
経済的余裕がなく、仕事もしていて時間もなければ家か学校がという選択肢になってしまうのだけど、、
隣町を超えて、少し距離があるところでも子どもが自分らしくのびのびと過ごせる場所で、移動距離と時間、交通費、利用料に折り合いがつけば見学はしてみようかと思う。

ちなみに親の会なるものも居住区内にはない。娘が学校に行かなくなった当初、同じ環境の親とも話してみたいけど身近には会はなく、先生に同じ学校で不登校や行き渋りの保護者とつながりたいと要望してみたがそれは難しいようで却下された。

そして市でやっている親の会を紹介されたのだが、開催が土曜日で土曜日は仕事のため断念。でも私は市よりもう少し小さい単位で交流したいんだよな〜

フリースクールを作るというほどの熱量はないのだが、親の会くらいは地元にあったら嬉しいな。

今私はだいぶ落ち着いてきたけど、学校内の情報とか地域の情報収集をしたり、話をしたり聞いたりという場があったら、いいだろうな、、
地元にないなら作るしかないか??、、とぼんやり思い、まずは親の会って一体どんなことするんだろうと思うに至った

親の会とはなんぞや


という事で、ぼんやり思っているだけではなんなので、隣の区まで足を伸ばして親の会に参加してみることにした。
親の会とはなんぞや。

まず、当たり前なんどけど、
不登校といっても、子供の世代によって悩みも違うし学校環境、家庭環境も様々。それぞれの状況というのは千差万別だった。
だから対応も、千差万別なんだ。
私たちが向き合っているのは答えがない課題。答えがないんだよぉ~
答えがないけどこれで合ってんのかな?ってしょっちゅう思っちゃう。
合ってるとかないのに。
だからそれぞれの状況は参考になるし、答えはないんだ、どの方法も正解なんだと感じた

それでも共通しているのはとにかくおかーちゃんたちが必死で頑張っていること、、、メンバーは皆母親。仕事を辞めるのも減らすのもたいてい母親。
夫から子育てを責められたり、自分を責めたり、子供の不憫さに涙が出てしまったり、発達障害の診断を受けるために奔走したり、、、、、
いや、、がんばりすぎではないか?!
私も頑張ってるかなと思ってはいたけどそれ以上で
正直な感想は、
「そんなに頑張らなくてもいいのかもしれない。」
みんなの話(自己紹介や子供の状況)を聞いていて思った。


私が付き添い登校をしていると言うと、付き添い登校の大変さを共感できて嬉しいというママもいた。
やはり通常通り通えるお子さんのママとは悩みが全く違いすぎて共感できないというのはあるあるだ。

学校で楽しそうに過ごしている子供を見ると、こんな風にすごせたらな~って思ってしまうし
子供を学校に預けて、1日仕事に集中できる環境に、うらやましい気持ちにはなってしまう

もちろん今の生活になって得られているものもたくさんあるし
学校がすべてでも仕事がすべてでもないことはわかっている

価値観の再構築中なので、まだ元の価値観にノスタルジックになっちゃう時がある


親の会は、保護者が抱えていた思いを吐き出して心の整理をするのに有効な場だ。アウトプットはやはり大事。

衝撃の不登校初期を経て、葛藤、受容、、その先の俯瞰の域に入っているお母さん等いろんな段階の母たちが集まっていて勉強になったり、俯瞰して考えることができたりと貴重な経験だった。

また行ってみようかな。

読んでくださってありがとう





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