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人気YouTuberのサムネの変遷をまとめてみた
YouTubeといえば何とか見てもらおうと趣向が凝らされたサムネが特徴的です。強調されたテロップに、誇張された表情。何度このサムネに誘惑され、動画を見てしまったことかわかりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1725891931-oHjlp2qscCRh4a1KM7Sr6efA.png?width=1200)
では、このYouTubeのサムネはどのように進化・発展してきたのでしょうか。その歴史を見てみたいと思います。
そこで、対象として選定した36組のYouTuberの動画のサムネを、2010年から2023年まで1個ずつ集めて並べてみました。
対象のYouTuberは以下の36組とします。この選定も特別深い意味があるわけでなく、知名度が高く、なおかつ過去の動画も残っているようなYoutuberを対象としています。
![](https://assets.st-note.com/img/1725926638-B7ceY3HvqosRtruKLzFikZ92.png?width=1200)
それでは結果を見ていきましょう!
noteだと色々と加工の過程で画質が落ちてしまっているので、元ファイルを置いておきます。
結果
![](https://assets.st-note.com/img/1725925905-eGSQfUcLmoFz52NdHx7w68Bu.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725925925-pOQRE6U2lPSYqwjK1vVTg4eo.png?width=1200)
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ただ、後発組はメイク系Youtuberでもカスタムサムネを使用してません。
![](https://assets.st-note.com/img/1725925947-FlMDCk6mOoiPcQjxna5vEpbB.png?width=1200)
この時代にはすでに新規参入組も、テロップを使ったカスタムサムネを使うようになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1725925956-rFNOy8VAne4Wvs7xZm5QdbLf.png?width=1200)
また、新規参入組のサムネのクオリティも格段に上がっています。
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特に新規参入組は地味目なサムネを使用しているように見受けられます。
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こうして見てみると、YouTubeのサムネは2013年~2014年にかけてカズさんやHIKAKINさんの努力によりテクニックが確立されていったように思えます。
また、初期のYouTuberはデビューしてから徐々にサムネが洗練されていく傾向にありましたが、2019年以降はデビュー時点ですでに洗練されたサムネを作れる人が顕著に多くなったように見えます。これは先人たちの努力によりノウハウができあがってきたことが大きいのではないかと思われます。
試しに、期間を指定して「Youtube サムネ コツ」の検索結果数を調べてみると、2019年以降著しく増加することがわかります。
2010~2012年 817件
2013~2015年 2030件
2016~2018年 3610件
2019年~2021年 18,600件
2021~2024年 57,500件
以上の状況に加えて、2018年以降の異業種の参入(テレビタレントやTikTokerの参入)もあり、より洗練され多様化(テロップなしでも惹きつけるサムネ・テレビ番組のようなサムネ)しているというのがYouTubeのサムネ史の今のところ言えることなのではないでしょうか。