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ショービジネスについて、ミュージカル映画・K-POPを中心に書いてます。月1投稿。是非フォローしてください。

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ミュージカル映画は突然歌い出さない。

最近の和製ミュージカル映画ってさ・・・・・・ 「日本でもミュージカル映画を!」という動きはメジャーの映画業界でも定期的に出現する。たとえば、去年話題になった映画『アイの歌声を聴かせて』という作品。少し前だとコメディの名手、矢口史靖監督の『ダンス・ウィズ・ミー』など。  これらの作品には共通点がある。旧来のミュージカル映画を、「理由もなく人が突然歌い出すおかしなもの」として否定し、「突然歌い出すことにその理由を与えている」点だ。たとえば、『ダンス・ウィズ・ミー』なら、突然歌い

    • ショービジネスの屑どもたちへ:ジュディ・ガーランドの悲劇

      MGMがヒットを狙った『オズの魔法使』これは、名作映画『オズの魔法使』で当時17才だったジュディ・ガーランドが歌う「虹の彼方に」の映像です。この曲は1939年に映画が公開されてから今にいたるまで世界中に愛されています。 1930年代当時、すでにアメリカには絶大な人気を誇る子役がいました。シャーリー・テンプルです。 天使のイメージで売り出された彼女は恐慌以降のアメリカ人の心を癒し、10才にも満たない彼女は、当時ハリウッドを牛耳る映画会社ビックファイブの一角をなす20世紀F

      • 人気YouTuberのサムネの変遷をまとめてみた

        YouTubeといえば何とか見てもらおうと趣向が凝らされたサムネが特徴的です。強調されたテロップに、誇張された表情。何度このサムネに誘惑され、動画を見てしまったことかわかりません。 では、このYouTubeのサムネはどのように進化・発展してきたのでしょうか。その歴史を見てみたいと思います。 そこで、対象として選定した36組のYouTuberの動画のサムネを、2010年から2023年まで1個ずつ集めて並べてみました。 対象のYouTuberは以下の36組とします。この選定

        • 読書メモの付け方:メモアプリ活用法

          目的:本のメモをするメリットとは?大学生になってから読書をするようになってからというものの、社会人になってからも毎年100冊程度コンスタントに本を読み続けることができています。 というのも、ビジネス書はダイレクトに仕事に役に立つし、趣味として読む本も面白いのはもちろん、note・会話のネタにしたりすることができます。 もっと踏み込んだことを言うと、人間は無意識に常に頭で色んなことをシミュレーションしながら行動・言動を選んでいます。 この言動は人を傷つけそうだから辞めよう

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          27時間テレビがあまりにも最高すぎた

          今年の夏の一番楽しみ『27時間テレビ』が終わってしまいました……。あまりに最高すぎて、さすがにこれは拙くても感想を書かねばと思い感想を書いています。 日本一たのしい学園祭としての完成度の高さもともと『新しいカギ』の大ファンだったため、今年の27時間テレビのメイン番組が『新しいカギ』になると聞いたときから、大人になってから感じたこともないようなワクワクな気持ちで放送までの日々を過ごしてました。これは絶対に面白いに違いないと……最近のテレビの状況を思うと、これだけでも凄い幸せな

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          ミュージカル映画の歴史を、KPOPオタクのノリで語ってみた

          KPOPの歴史について語られる際、①四大企画会社(SM YG JYP HYBE)が、②各世代で、③どんなコンセプトで、④どんなスターを生みだしたか、の4軸で整理されることが一般的に行われています。 これってミュージカル映画の歴史を説明するのにも応用できる気がしませんか? というのも、ミュージカル映画もKPOPと同様に、BIG5と呼ばれる大手映画会社によって様々なコンセプトやスターを生み出し合いながら、競い合いながら発展してきたという歴史があるからです。 是非KPOPファ

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          韓国ドラマ『涙の女王』の感想

          ネットフリックスで配信されている韓国ドラマ『涙の女王』にドハマりしてしまった2024年。もう寝ても覚めても何をしていてもこの作品の展開が気になってしまってしょうがなくて日常生活に支障をきたすほどでした。 ここで軽く『涙の女王』がいかに面白かったかについて軽く説明したいと思います。『涙の女王』という作品は典型的なラブコメ作品でした。私はかつてラブコメ作品の特徴には下に挙げられる2大典型パターンがあると記事に書いたことがあります。 1.主人公が、恋の相手に対し、嘘をつかなくて

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          コーチェラのLESSERAFIMの衝撃

          K-POPとかミュージカルとか日本のアイドルとか……色んなショービジネスにハマってきた私ですが、最近、ショービジネスを摂取することでわたしたちが得ている喜びには2種類のタイプがあるのではないのかな……ということを考えるようになりました。 ここでは、1つ目の喜びを蕩尽(とうじん)。2つ目の喜びのタイプをセンスオブワンダーと呼んでみたいと思います。 この日のために生きてきたんだという確信1つ目の喜びとして挙げた蕩尽。 私たち人間は常に将来のことを考えながら生きています。仕事

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          テレビドラマは常に1966年生まれ世代に向けて作られてきた???

          テレビドラマってずっと同じ世代に向けて作ってない?今でこそ日本のテレビドラマを全く見なくなってしまった私ですが、昔は三度の飯よりテレビドラマが大好きな子どもでした。(そのわりには、このブログではテレビドラマの話は全然していなかったけど……) 当時は朝起きるとまずテレビ欄を見て「今日はどんなドラマが放送されるのかあ~」とワクワクしたものです。特に、楽しみにしていたのがお昼のドラマの再放送。再放送で昔のドラマを見ては、こんな面白いドラマがあったんだ……とびっくりしてはのめり込ん

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          日プを見て改めて考えるわたしのアイドル観

          わたしのアイドル観とは?今、日本のサバイバルオーディション番組PRODUCE101 JAPAN THE GIRLSがすごい盛り上がりを見せています。元々ハロプロのアイドルだった笠原桃奈ちゃんなど様々な背景を持った練習生が集まっていることもあり、Twitter上では様々なアイドル観を持つ人たちが様々な意見をぶつけ合っています。 これを機に、改めて自分のアイドル観およびショービジネス観を整理したいと思い、久しぶりにこのブログを書こうと思いました。 ショービジネスとしてのアイド

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          ハリウッド映画界における"バレエ出身者"の活躍史

          はじめにLE SSERAFIMというK-POPグループの代表曲”ANTIFRAGILE”に、「忘れないで 私が置いてきた toe shoes この一言に尽きる」という歌詞があります。 この歌詞を歌うKAZUHAは、もともとオランダ国立バレエアカデミーに留学しながらバレリーナを目指していました。この歌詞は、バレリーナからショービジネスの世界に転向することを決断したKAZUHAの覚悟を表しているものになります。実際、KAZUHAが履いているのはトゥーシューズではなくスニーカーで

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          ハリウッド版”中小の奇跡”、コロンビア映画の躍進

          ミュージカル映画黎明期の映画業界ミュージカル映画が誕生した1929年。当時は、YouTubeはもちろんのことテレビも存在しない時代でした。そのため、映画に求められる役割は現代とは大きく異なり、テレビの音楽番組・お笑い番組・ニュース番組、はたまたYouTubeのミュージックビデオの役割まで映画が担っていたのです。特に音楽番組やミュージックビデオ、お笑い番組の役割を担っていたミュージカル映画は当時の映画界の花形ジャンルであり、次々と新作が作られていました。 また映画会社に求めら

          ハリウッド版”中小の奇跡”、コロンビア映画の躍進

          このタイミングでBTSにもハマってしまった。『BTS: Yet To Come in Cinemas』

          ミュージカル映画ばかりを見て、ミュージカル映画の話ばかりしていた私ですがすっかり最近はFilmarksでもTwitterでも読書メーターでもnoteでもK-POPの話しかしなくなってしまいました。 これまでの経緯をざっと話すと、去年2022年8月のK-POPヨジャグル大戦争(特にNewJeansのデビューが熱かった)あたりからK-POPの面白さに気づき、年末の歌謡祭・授賞式のステージで無双しているのを目撃しLE SSERAFIMの大ファンになってしまったのがついこの間の話。

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          LE SSERAFIMにハマってしまった件

          とにかくハマってしまったミュージカル映画とハロプロ(特に田中れいな)が大好きな人間だったはずが、この数か月間ですっかりケーポペン(K-POPのファン)となってしまった私。気がつけばIVEのファンクラブにもaespaのファンクラブにも入会している自分がいてびっくりしています。 そんなケーポペンライフを送っていた私ですが、ついに人生で一番といっていいくらいに好きなアイドルグループに出会ってしまいました。それがLE SSERAFIM(ルセラフィム)。 LE SSERAFIM(ル

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          日本のアイドルとは一味違うK-POP戦国時代が楽しすぎる件

          9/23(金) SONGS +PLUSというNHKの番組でIVEが取り上げられているのを見ました。 IVEといえば、いわゆる”K-POP第4世代”のトップを走るニュースター。 2021年に韓国でデビューしたかと思えば、あっという間に数多くの音楽番組で1位を獲得。デビュー間もないのにすでに日本の若者たちの間ではブームを巻き起こしており、なんと今年上半期には「JC・JK流行語大賞」で”IVE”が1位となってしまいました。そして、今年10月には日本デビューが迫っているというなん

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          どの本を読めばいいのかわからない人におすすめの本

          何かを勉強したいとなった時、今は色んな手段がありますね。YouTubeなんかも今ではすごく有用な動画が増えましたし(ゆっくり動画は本当に有用なものが多い)、オンライン講義などを受けることも以前よりずっと気軽に行えるようになりました。とはいっても、今でも本を読むという手段をとる人が多いのではないでしょうか。それだけ、本はさまざまなジャンルについて書かれており守備範囲が広く、その道の第一線の専門家が書いていることも多いため、うまく使えば非常に深い知識を得ることも可能です。 とは

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