チャラ男のもう一つの顔🕺🦋
チャラ男とアタシは同じ会社だが、課が違うのでお昼の休憩場所が違った。だから、お揃いのお弁当🍱を食べていても誰も気づかない…ラッキー🤞毎日、チャラ男のお弁当を作れるのも幸せだった。
会社は、昭和初期のような古い風習で家族経営のブラック企業。2人とも会社に不満があり、長く勤める気はなかった。54歳独身で人間嫌いのクセ者がいる。噂では、処女で鉄のパンツ🩲を履いているそうだ。笑
チャラ男とアタシには2人でやりたいこともあった。その為には資金が必要…チャラ男は、知人から空き店舗を借りて、夜の商売を始めると言い出した。私も店に出ると言ったが、ホステスの給料や裏方の仕事を頼まれ、家に居て欲しいと言われた。店の女の子と関わるチャラ男が心配だった…。
チャラ男は自分のチャラさを棚にあげ、アタシが会社で男性と話すだけで、不機嫌になるような…めんどくさい男だった。
店を始めてから生活が変わっていった…
1人で寝室で寝る時間が増え…寂しかった。
でも、起きる頃には店を閉め帰宅したチャラ男が隣に居た…
毎朝、チャラ男とアタシはお揃いのマグカップでコーヒー☕️を飲み、軽く朝食を摂るのが日課。チャラ男の顔を見ながら、たわいもない話しをするのが1番の栄養であり、パワーの源だった。チャラ男も同じ気持ちだと言ってくれた。✨