票は欲しいだろうが 正しく政策議論を No4907
自民党総裁選挙。
河野太郎氏は下位に沈んでいるようだが。。。
こんな記事がでていた。
河野太郎氏以外の候補は国家百年の計より老人票がほしい「政治屋」
これからますます高齢化が進む日本において 決して無視できない
「社会保障・少子化」
に対して 具体的な答えを出していたのが 冒頭に書いた不人気な「河野太郎氏」であるという内容である。
先般も書いた
が総裁選の3週間で全く議論が進んでいないようである。
もう一度書いておく
このポイントは現役世代の健康保険組合などから老人医療に仕送りされている
「支援金」などの不透明な拠出金を廃止することだが、問題はその財源である。
図でもわかるように、健保組合や協会けんぽから国保に3.6兆円の前期調整額、
後期高齢者に6.3兆円の後期支援金の合計9.9兆円が支出されている。
サラリーマンの健康保険料のほぼ半分が、自分の親でもない高齢者の医療費に
使われているのだ。
この最後の部分
サラリーマンの健康保険料のほぼ半分が、自分の親でもない高齢者の医療費に
使われているのだ。
ということをどれだけの人が知っているのだろうか?
それを 是正し 高齢者の方々からも同様に医療費を徴収する必要があるというのが河野太郎氏の意見である。
確かに 総裁選挙では「党員票」が重要であり その多くは高齢者の方々なので高齢者にとって聞きにくい話題を取り上げることは 票が得られない可能性が高いのは分るが、自民党は言うまでもなく与党第一党で有り総裁選挙は首相選挙でもあるので そこは
正しい議論
を正々堂々と行ってほしいものだが。
小生もすぐに高齢者の仲間入りなのだが 孫の代以降に負担を残すのではなく未来は明るいものとの指針を示したいものである。
もはや日は無いが 池田信夫氏が書くように
他の候補が首相になったら、厚労相に任命すること
を考えてほしいものである。
耳の痛いことを時間をかけて説明し納得していただくこと
良い話だけではなく 悪い話も丁寧に説明すること
それこそ政治家たる人の 最も重要な使命であるはずだ。