印刷網点
カラー印刷における色・濃度の再現について
前回、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の色についてお話しさせていただきました。
では実際印刷ではどのように色・濃度を再現しているのかという話です。
網点という表現方法を使っています。
%が低くなればアミ点が小さくなります。このアミ点は全部同じ色です。小さくなると紙の見える範囲が大きくなる為目の錯覚で薄く見えるのです。面白いですね。マンガのトーンみたいなイメージです。
網点の種類
AMスクリーニング
規則的な点の配置と大きさを変化させることで濃淡を表現する方式になります。
FMスクリーニング
点の密度で濃淡を表現する方式になります。FMスクリーニングの網点は全て同じ大きさでランダムに配置されます。
色が濃い部分は、網点の密度が高く、色が薄い部分は網点の密度が低くなります。
一般的な商業印刷物などはAMスクリーニングの方が多いです。