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藤野さんの投資先を通した未来像 | おいしいニッポン 藤野英人 (著)| #塚本本棚

藤野さん2040年には70代中盤なんだけど、たとえ20年後においしくてもその果実を享受できるの?なんて思って手に取ったけど、内容はどっちかというと自身の投資先の紹介という感じ。

素晴らしい知性と行動力、審美眼に先見性を持つ次世代の担い手が多数紹介されており、僕らは決して彼らの邪魔をしてはいけないな、素晴らしいなと思うことしきりだった。

今日は「おいしいニッポン 投資のプロが読む2040年のビジネス( https://amzn.to/3upMoU0 )」 藤野英人 (著) #塚本本棚

【紹介文】
問題山積だからこそ、
日本にはチャンスがいっぱい!

さらば悲観論。
20年後に明るい未来を迎えるための必読書。


【書評】
コロナ禍で一番ダメージを受けたのは学生だと思うし、岸田政権は昭和を延長していると思うが、それでも2012年頃のiPhoneによるアプリ系スタートアップの勃興あたりから色んなものが整備され、スタートアップのコミュニティ形成が日本でも進んでいると思う。

その中で、大企業志向の保守層ではない一騎当千の若手が生まれてきているのは僕も感じる所だ。天才たちに僕らが出来る事は”邪魔をしない事”だが、今の日本はまだまだ邪魔をしそうな障害が多々あるように思う。とてももったいない事だ。

僕の顧問先もどんどん豊かになってきていて、承継や相続、資産運用やリタイヤ後の生活などに話が広がる事も多くなった。これからの時代はいる場所によって見える景色が全く変わるだろうなと思う。

大企業に守ってもらおうという思考から、そこを抜け出し社会の為に新しい価値を切り開いていこうと活動する若者の姿はとても頼もしいとともに、僕の体温も上げてくれワクワクする。僕は常に一番楽しい場所でそのうねりを感じ続けたい。その為にインプットとアウトプットを絶え間なく続けていきたいなと思う。


【本を読んで考えた・メモ】
・新しいテクノロジーが生まれた時、社会はそのテクノロジーに合わせて変化しなければならないが、日本はそのスピードが遅い

・スーパースキルと知性を持ちながら、泥臭いステップを踏むことをいとわない若手がスタートアップを立ち上げている

・お金の為、ではない思考と視座がサービスの到達ステージを上げていく

・「いいものだったら自然に受け入れられるのではないか」などと期待すべきではない

・これからもずっと日本のベンチャーを見ていきたいなと思っているが、今後は更に面白くなりそうだと本書を読んでワクワクすることしきりだ。早く今の若者が支配する時代になって欲しい

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