おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方 #塚本本棚
その時になってからでは準備不足なので、事前に伝え方を学んでおこうと思います。漫画なのでサクッとわかりやすい入門書。
今日は「おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方( https://amzn.to/3nu1nqT )」フクチ マミ (著), 村瀬 幸浩 (著) #塚本本棚
【紹介文】
本書は、「うちにも赤ちゃんはくる?」といった突然やってくる素朴な質問への答え方から、性犯罪の被害者・加害者にならないための日々の言葉かけ、思春期に訪れる男女の心と体の変化まで、親子で一緒に学ぶことができます。毎日の家族の会話で子どもを守り、これからの時代を生き抜くための力を養う「おうち性教育」をはじめましょう。
【書評】
性教育と書いてあるけれど、本書は親と子のかかわり方、人と人とのかかわり方、子育て全般にも通じる教育書だと思います。”えっ、そこまでやる?考える?”という部分もありますが、子供への性教育の入門1冊目としてはとても良い学びがありました。引き続き数年かけて学び、子供が5歳を迎える事には準備万端にしておきたいなと思います。子供が興味を示した時に、正しく向き合い伝えられるように。
【本を読んで考えた・メモ】
・日本は性教育後進国だが、性産業先進国ではある
・性教育=ポルノではない
・思春期のせいに敏感な状態になってしまっている子供に、とつぜん性知識を教える事の方が混乱を生むので、性教育は幼児期からがベスト
・まずはプライベートパーツについて教える。そこを守れと伝える
・NO GO TELLの行動指針を常に伝える
・親の愛情を子に伝えるには、タッチングとリスニングが大事。思春期以降はリスニングに重点を置く
・リスニングとは、子供の言葉と気持ちを遮らず受け止め、うなずき同調する事
(例)
×宿題やだなー →何言ってんの(遮り)、ちゃんとやらなきゃダメでしょ(否定)
〇宿題やだなー →そうなんだ(受け止め)、何が嫌なの?そっかーその量は私でもきついなー(同調)
・思春期以降は、親の意見は求められたときにだけ
・精通や初潮に関しては、この本でもなかなか素直に話すのは難しそう
・マスターベーションに対する認識も変わるかも(本書では自体愛的行為としている)
・いろんな伝え方を学び、自分なりの伝え方を身につけなければ