ビジネスパフォーマンスを最大化するサウナの入り方 | 医者が教えるサウナの教科書 加藤 容崇 (著) | #塚本本棚
僕もこのDrと同じように、入り方が昭和だったからサウナが苦手だったんだろうなと思う。サウナの効能を慶応医学部のDrが検証。
今日は「医者が教えるサウナの教科書 ( https://amzn.to/3AHsO8q )」 加藤 容崇 (著) #塚本本棚
【紹介文】
なぜ、ビジネスエリートはみんなサウナ好きなのか?
著者は、「ビジネスエリートだからサウナが好き」なのではなく、「サウナが好きだからビジネスエリートになれる」のではないかという。
なぜなら、サウナがビジネスのパフォーマンスを上げる医学的根拠が次々と明らかになってきているからだ。
本書は、サウナ―でもあり医師でもある著者が、内外の最新研究を基に、サウナが脳と体に与える効果を紐解き、さらに、最大限の効果を出すサウナの入り方を医学的エビデンスに基づいて解説したサウナー必携のバイブル。本書を読んでサウナに入れば、別次元の「ととのい」が待っている!
【書評】
血管を鍛え、肌などの表面だけではなく心臓病や認知症、うつの予防にもなり、そこまでのテクニックの必要もなく瞑想効果もあるという事で、ますますサウナに興味津々になった。月1回の頻度を増やしてみようと思う。
毎日様々なリスクにさらされている人ほど、戦っている人ほどサウナを求める理由もわかった。サウナのイメージを昭和で考えていると、今のサウナブームを見間違えるなと感じます。引き続き、エビデンスが示してくれるならサウナに通っていこうと思えました。
【本を読んで考えたこと・メモ】
・昭和のやり方でサウナに入っても、パフォーマンスは上がらない。
・瞑想やマインドフルネスより簡単に脳や体をリセットできる。なぜなら「非日常的な危機的状況」に人体を置き、揺さぶるから
・ととのい=リラックスはしているけれど、眠いわけではなく、むしろ意識は晴れている
・サウナ直後の多幸感は、副交感神経が活性化しているのに血中にアドレナリンがあるという稀有な状態
・サウナに入って人体を危機的な状況に置くと、人体の生命維持システムである自律神経が刺激され、鍛えられていく
・サウナに入ると甲状腺ホルモンが増えるので代謝が上がり、やせ体質になる
・サウナでパフォーマンスを上げられるかどうかは、入り方次第
・サウナ→水風呂→外気浴×3~4セットが推奨で、セットフローの間に他の事をしない事が大切
・サウナに入ると500~1000mlの水分が失われるので、合間合間の水分補給は必須
・ドライサウナより80~90度のウェットサウナがおすすめ
・温まり方にムラを無くすには、スペースがあれば「あぐら」か「体育座り」がおすすめ
・サウナルームを出る目安は、時間ではなく”脈が倍になったら”、又はより簡易になら”背中の真ん中あたりが温まったと感じたら”
・水風呂は基本的には「ぬるい水のシャワー」で体を慣らしてから”大きく息を吸い、吐きながら入る”←心臓負担を和らげる
・水風呂は1分程度で脈が平常時に戻ったら出る
・外気浴前は体を拭いて、気化熱で体が冷めるのを防ぐ。外気浴は5~10分程度
・お風呂とサウナは似て非なるもの
・サウナは血管のエクササイズをしているようなもの。心臓病のリスクを減らすとともに認知症リスク、うつ病リスクも減らす