夏野菜とコラボ
ごまとうふの仏風煮込み野菜と大豆あんかけ
高野山精進料理の一品「ごまとうふ」とフランスはニース地方の郷土料理である「ラタトゥイユ」を掛け合わせてみました。周りにかかっているのは大豆ミートをを野菜出汁で煮詰めてとろみをつけた大豆あんかけ。
トマトソース(ホールトマトに塩コショウで整える)をベースにズッキーニやパプリカなどの夏野菜をオリーブオイルで炒めて、ごまとうふの上に乗せます。大豆ミートは野菜出汁で煮炊きすること5分。仕上げに片栗粉でとろみをつけてあんかけを作ります。
ごまとうふをお皿に乗せたらラタトゥイユを上に、あんかけを周りに注いで出来上がりです。
使用した材料
・ごまとうふ
・ホールトマト缶
・塩胡椒 適量
・ズッキーニ
・パプリカ(赤・黄)
・オリーブオイル
・大豆ミート
・玉ねぎ
・片栗粉
・野菜だし(濃縮タイプ)
今回は大豆ミート以外はすべて「カゴメ株式会社」様が提供されている材料を使っております。9月からカゴメ様とのコラボメニューとして当店でも提供できれば!と考えておりますので、高野山へお越しの際は是非お立ち寄りいただきご賞味ください。
意外と合う高野山とフランス
今はコロナの影響で外国の方はほとんど来られませんが、普段は外国籍の方がたくさんお越しになられます。その中でも特に多いのがヨーロッパからで、特にフランス人が多くお越しになられます。
フランスで発行された「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」においてミシュラン3つ星をいただいたからなのか、静かな日本の原風景がフランス人の好みに合うからなのか詳しい理由はよくわかりませんが、とにかく多い。
そこでフランス(特にニース地方)の郷土料理と組み合わせてみて、食べてみたところ・・・
めちゃくちゃ合う!!
フランス人の感覚に高野山が合うならごまとうふとフランス料理も合うだろうと安直ではありましたが、これがなかなか(*^^*)
ごまとうふの風味とラタトゥイユの香りが互いに喧嘩せず、お互いを引き立てるような感覚で口の中に広がり、そこに大豆ミートの野菜だしあんをかけて、まさにフランス流精進料理!
コロナが落ち着いてフランスからのお客様がお越しになられた際は、是非召し上がっていただけるように、さらにブラッシュアップしていきたいと思います!!
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