ここ数ヵ月で気になったエンタメの小ネタ集


 色々考えたんですが、これで1本書けるっていう大きなネタがこれといっては無かったんですよね。
 僕が楽しく愉快に数千字書いて、それをわざわざどなたかに読んでもらうようなネタ。

 ハロー!プロジェクト25周年コンサートにおいて中澤姉さんが代表曲「悔し涙ぽろり」を披露している際に、セットや衣装に金をかけず特効なんて使ってるところ観たことないあのハローが火柱を使い中澤裕子の熱唱と25周年を盛り上げるという長年のファン的にはアガる演出があったのですが、これだけで数千文字を書くのはちょっと無理めです。

 アラフィフになった中澤姉さんが25周年コンサートで火柱をバックに熱唱は間違いなくぐっとくる熱さなんですけどね。

 2期(保田圭·市井紗耶香·矢口真里)が集結し、フォーユーアイウォンチュー程度のバックコーラスで参加したデビュー曲「サマーナイトタウン」を2期3人がメインパートを歌うかたちで後輩たちと披露するなど、胸熱ハンパないことが次々に起こる25年を感じさせるコンサートだったのですが、まだ細々と書けるような感じでもなく。

 ですので、ここ数ヵ月で気になったことのまとめ記事のようなかたちで今回は書いてみようと思います。

 自分にとってはホラー映画について書いたような実験的なものになりますね。

 短い文章できちんとまとめるの苦手なんですよ。


·原因は自分にある。杢代和人グループ活動再開

 6人で活動してたときもコンサートに参戦し、緑の服着て、緑のペンライト振ってた系の男オタなので、やっぱ嬉しいですよ。
 ラジオ番組「ラジオに関する世論調査」にも約1年ぶりに出演し、武藤潤さんのふんわりしたノリとトークにお付き合いしながら、ちゃんと暴言吐いてて(ツッコミ)相変わらずだなー懐かしいなーってなりました。
 自分が出演してない回にやったことをやりはじめた潤さんに困惑し、そのノリに付き合わされてきちんと付き合いはするものの、わけわかんなくてぶーたれる和人、ホントに良い。いつもの和人で。

 げんじぶ空間:case.2で最前列が当選して、数メートル先で歌い踊ってる和人をずっとガン見してたら、不審者を見るような目を向けられたのも良い思い出です。
 (ただし「靴下までよく見えるなぁ~」とか思いながら、かっこいー顔ちっちゃいー背高いー足長いー指綺麗ー靴下見えるーみたいな感じでガン見してたので間違いなく不審者です。恐怖を与えたとしてもなんら不思議ではありません)


·原因は自分にある。桜木雅哉にソロ曲が

 グループとして主演したドラマ「沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call 〜寝不足の原因は自分にある」にて、メンバーが様々な恋愛模様を披露している中で、おそらく高校生にはまだ早いということなのだろうと思われるのですが、ひとりだけヒロインの好きな男性アイドル役として出演した最年少の桜木雅哉が、他のアーティストが歌っているエンディングテーマを演じてるアイドルの持ち歌としてドラマ内で披露し、配信リリースされました。
 原因は自分にある。というアーティスト名で配信になってましたが、事実上まっさのソロ曲です。
 ついにげんじぶ。にもソロ曲が。
 まっさのあの歌声をワンハーフではありますが、堪能出来るのは嬉しいですね。
 仮にアルバムかなにかにボーナストラックみたいなかんじでフルサイズが収録されることがあったら7人で歌ってるヴァージョンになるのか、ソロのままなのか。
 1番と大サビはまっさ、2番は他の6人みたいな構成にしてほしいかな。
 この構成ならワンハーフの音源、そのまま使い回せるからあんま手間かからないだろうし。
 (手抜き感があったとしても、まっさの歌声をきちんとCD音源化しておいてほしいので)


·気になってた子があっちこっちでデビューしたから悩ましい

 EBiDAN関連なんですけれど、シガリクと山本龍人がICEx、元マジボのミロがLienel、米尾賢人が竜宮城でデビューして、チェックするものが急に増えてそこそこ困ってます。
 困るならチェックしなけりゃいいのにって思うんですけれど、でも気にはなるんですもん。
 スターダストを退所してからも音楽活動続けててた元マジボのリュウトが、同じグループで活動してて数年遅れて退所したトーマと再びふたりで音楽活動はじめましたし。
 そんで、色々知っていく上で八神遼介かーわーいーいーってなってるのが今現在です。
 癖が………癖がね………やがみんが僕の癖にめっちゃ刺さってくるの。

 
·さくらしめじのニューアルバム、ほぼ新曲なし


 先日、発売されたさくらしめじのニューアルバム「ゆくえ」なんですけれど、全10曲のうち、完全な新曲は1曲だけでした。
 配信で既にリリースしていた7曲、昔からコンサートでは度々披露されていてやっと音源化された1曲、同じEBiDAN仲間であるM!LKに楽曲提供した曲のセルフカヴァー1曲とこれで9曲です。
 今のさくらしめじはちょうど良い案配で自作曲と書いてもらった曲の割合やクオリティーがバランスとれてるし、なんだったらもっと自作曲増やしてやっていってもいいと思ってるくらいには成長してるので、時流やさくらしめじのふたりの節目(大学卒業)や既発曲のストック分を考えると、このあたりでフルアルバム出しておくべきかと思うので、そうしたらこの内容になるのは仕方がないっちゃ仕方がないんですよね。
 だからあえて新曲を入れるよりもファンには馴染みや思い入れのある曲の音源化や、提供曲のセルフカヴァーを収録したんでしょうし。
 これだけは言及しておきますけれど、非常に良いアルバムです。
 さくらしめじは本当にすくすくとしっかり成長したことが感じられますし、なにより自作曲の出来が良いのですよ。
 今は別の場所でそれぞれに活動してますが、同期としてデビューした元マジボもさくらしめじも良い成長の仕方をしていて嬉しいですよ。


·アガサ・クリスティーの「春にして君を離れ」を読んだ

 ちょこちょことですけれどアガサ・クリスティーは読んでいて、マープルシリーズの長編は全て読んで、そこから他の作品も読んでいっている最中なんですが、名作と名高いメアリ・ウェストマコット名義で書いた「春にして君を離れ」を読みました。

 まぁ名作でしたね。

 事件や殺人は起こらないですが、ある意味においてはミステリーであり、捜査や解決はしているかもしれません。
 子育ての終わった主婦が病気になった娘の看病のために遠出し、帰路についた最中、旧友と出会い、そして天候の影響により砂漠地帯で足止めをくってしまったことで、ただただ時間だけはたっぷりあるという状況におかれ、何かを考えることしかやることがなくなってしまったことによって、己の過去や内面と向き合い、自分はどんな人間なのか、自分の良いと思った考えや行いによってまわりの人々にどのような影響を与えたのか、今までなら考えたこともなかったこと。
 ちょっと引っ掛かりを感じたけれどスルーして忘れてしまっていたこと。
 見て見ぬふりをしたり、勘違いをしたり、気にもとめなかったり、自分に都合よく解釈していたり。
 そんな過去の出来事がひとりの主婦の心に次から次へと思い出されて、追い詰められ、責め立てられていくという、内面世界へ深く深く潜っていく物語なんですけれど。
 アガサってそもそもキャラクターと物語の描き方が本当に上手い方なんですよ。
 それをミステリーというジャンルに落とし込んでる側面があるというか、事件(犯罪や殺人)が起こらなくても十分面白いんですよね。
 中盤まで何の事件も起こらないミステリー作品とかわりと書いてるんですけれど、むしろそういう作品の方が面白いんですよね。
 人間ドラマががっつり描かれている上で、そこが重要なポイントになってる作りになってたりして。
 で「春にして君を離れ」ですけれど。
 読み手の価値観や倫理観、物事の受け取り方や考え方をこれでもかと問う作品ですね。
 作中で主人公の主婦はこれでもかと己の考えや思い、行いなどを内面世界で責め立てられ続けるのですけれど、そもそも何が良いことで何が悪いことなのか、誰が良い人で誰が悪い人なのかなんて一概には言えないことで、そういうところも含めて基本的には人付き合いをするもので、それは夫婦や親子であっても同じ。
 それが人間関係というものなので、この主婦が褒められた考えや行いが出来ていなかったとしても夫や子供のことを愛してのことだったのは事実で。
 と、読み手の内面世界まで責め立てて、凄く考えさせてくるような作品でした。
 一流の仕事を読ませてもらいましたね。


·稲川淳二の怪談ナイトに行ってきました

 友人に誘われて稲川淳二の怪談ナイトに参戦してみました。
 このイベント(トークライブ)は稲川淳二が30年以上ライフワークとして開催しているもので、稲川淳二の達者な喋りと豊富な怪談を堪能出来る好事家には堪らないイベントです。
 僕は会場に集まっている方々を見て「みんな7000円払ってこわい話を聞きに来ているもの好きなのだなぁ。僕もだけれど」と内心思っていました。
 参戦してみて感じたこととしては登場時と退場時に会場の端から端までゆっくりと歩きながらお手振りする丁寧なファンサービス、心霊写真を紹介しながらファンと会話して笑いをとる交流タイム、巧みな話術から繰り出される様々な怖い話と、流石、30年以上これを生業にしているだけあるなと感じさせられるプロの技を感じました。
 今回僕を誘ってきた友人はホラー映画に誘ってきたのと同じ友人で、学生の頃から心霊ものや恐怖映画などが好きで、実は稲川淳二の怪談ナイトにも毎年参戦していたらしいのですが、来年からは僕も毎年参戦する予定です。

 楽しかった。


 ひとまずはこれで終わります。
 お粗末様でした。


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