映画《他人の顔》あらすじ・感想
仕事中の薬品事故により、顔一面見るに堪えないケロイド状へと変化してしまった男。
顔を失われてから、蚕のように包帯でぐるぐる巻きに被い隠すがその不気味な見た目からも世間から疎まれ、日常の全てが変わってしまう。
男と数分話すだけでどっと疲れてしまう職場の上司。
男が来ても顔を見ようともせず挨拶もしない受付嬢。
何より顔を失う以前まで、運命を感じお互いを愛し合っていた筈の妻が、昨日までそこにあった愛をまるで初めから無かったかの様に男を拒絶し避けるようになった。
その怨みと