ササキ先生

小学校の教員暦15年。 道徳科を専門に研究しています。公立小学校に10年間、附属小学校…

ササキ先生

小学校の教員暦15年。 道徳科を専門に研究しています。公立小学校に10年間、附属小学校に5年勤務しています。 みなさんの道徳授業のお手伝いができたら嬉しいです! と、言いながら全然道徳の記事を書けておらず…2024年は、道徳の授業づくりの提案をしていきたいと思っています!

最近の記事

道徳科授業の導入の問いづくりについて

道徳の授業での導入に悩むことは多いと思います。 扱う内容項目について触れようとするあまり、 「最近、周囲の人に親切にしていますか?」 「なかなか友達に親切にできないことってあるよね〜」 など、ストレートに発問してしまい、「(なんだかしっくりこないな〜…。)…と思いながらもとりあえずやり過ごして話を進めていく…経験はよくあるのではないかと思います。自分はあります。 道徳科の授業づくりにおいて、どのような導入だと、子どもが主体的に学びをスタートすることができるのでしょうか。子

    • 子ども同士の揉めごとに介入するときに大切にしたいこと

      日々学校で過ごしていると様々なことが起きます。 学級によっては、ひっきりなしに子ども同士の揉めごとが起こってしまい、その対応に多くの時間を費やさなければならないこともあると思います。 「なんで、こんなに困ったことが起きるのだろう…」と疲弊することも多いのではないでしょうか。 そんな心持ちでいると、つい何か起きたときに強い言い方で叱責することから入ってしまい、あとから後悔するなんていうことも…。 子ども同士の揉め事の間に入るときには、いくつか心に持っておいた方がよいポイント

      • “指導”をやめると見えてくること

        教師の仕事は、“指導”ではなく“支援”なのだと思います。 教室で、上から下への“指導”をやめると、教室の中がより温かな場になると、感じています。 例えば、教室でよくある一コマ… (ざわざわざわ…) (日直)「座ってください!静かにしてください!」 (ざわざわざわ…) (日直)「静かにください!」 (先生)「いつまでやってるの!?日直の声が聞こえないの!」 (シーン……) 次の日… (ざわざわざわ…) (先生)「また昨日と同じことの繰り返しでしょう!!何回同じことを言っ

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        • 授業中の“子どもの離席”に悩む先生へ

          授業中の立ち歩きに悩まれたことがある先生は多いのではないでしょうか。 私も、もちろん、過去に子どもの立ち歩きに対してどのように指導すればよいのか悩んだことがあります。 落ち着いて授業に参加して欲しい。 他の子の学習の妨げになってしまう。 そんな思いから、ついイライラしてしてしまうこと、たくさんありました。 「席につこうね。」と優しく言えているうちは、いいのですが、それでも状況が改善されないと、そんなつもりじゃなかったのに、つい声を張り上げてしまう自分…。時には、子ど

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        道徳科授業の導入の問いづくりについて

          板書に対する考え方について

          みなさんは、板書についてどのような考えをおもちですか? 学習のポイントを分かりやすく子どもに示すもの? 子どもの発言を整理するためのもの? 子どもが新しい考えを生む手助けをするもの? 板書に対する考え方は、人それぞれですし、「これが正しい!」というものはないと思います。 目の前にいる子どもの実態によっても変わってきますし、どのような授業をしたいかという教師側の願いによっても変わってきます。 ですが、上述したような「何のため?」の答えは自分なりにもっておくことは大切だ

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          板書に対する考え方について