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子育てに思うこと①

1 私の子育て

 今現在の私の子育ては試行錯誤の途中だ。今年度いっぱいの退職もその試行錯誤の一つである。ずっと形を変えながら、保育士という仕事をしてきた。仕事が好きということももちろんあるし、家庭では得ることのできない充実感も感じていた。仕事をしているからこそ家庭でもやっていけると感じていた。

2 少しずつの変化  

 最初のnote記事でも記したように、私の娘は(脳梁欠損)という病気を持って産まれてきた。妊娠中は「お子さんは自分のことが自分と解らないかもしれない」と言われたり「言葉を話すかもしれないし、話さないかもしれない」など随分脅されたものだ。今となっては医師は簡単に希望的なことを話してはならないし、考えられる可能性の最悪を話すと理解できる。しかし当時の私はどん底だった。どん底よりも深いところに落ちた気分だった。何も食べたくない、話もしたくない。毎日夫が出社してしまうとどうしようもなく寂しくなったり、時々は前向きになったり、ずっと同じテレビの録画(なぜかアメトーク)をぼんやりと眺めていた。
 そして娘が誕生した。初対面は「あれ?普通」だった。でもNICUにいる娘を見にいくのがとても怖かったのを覚えている。たくさんの管に結ばれている娘、涙が止まらなかった。毎日のように検査があり医師に呼ばれる。生きた心地がしないとはこのことか。と夫に話したこともある。
 今現在、娘は6歳。発達はゆっくりだが、周りの先生や友だちの温かさに支えられ頑張っている。彼女なりの辛さや歯痒さを感じる日もあるだろうが毎日、娘や息子の笑顔は支えになると同時に「一番近くで彼らを支えたい」という気持ちが強くなっている。この気持ちが私の退職を前向きに考えることとなったきっかけである。

3 これからどうしよう

 仕事を辞めると決めた時、真っ先に思ったのが「これからどうしよう」ということであった。私は文章を書くことが好きで、仕事としていけたらとも考えている。色々自分なりに調べてみて、ますは「書くことの習慣化」をすることにした。このノートは自分の記録を残せるのみでなく、皆さんの作品を拝見することができる。まずはこのnoteにて私の第一歩を踏み出したいと思う。なので皆さんの意見なども聞いてみたいと思っていますのでアドバイスお願いします。

 今回は、ざっくりと私の気持ちを述べたが、次回はもっと深く掘り下げて子どもたちとの記録も残していきたい。
 ここまで読んで下さった皆さん、ありがとうございました。

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