伝わりやすい文章とは?(コミュニケーションレッスンで気づいたこと)
こんばんは!
元コミュ障でHSPアナウンサーの小屋敷彰吾です(^^)
昨日は私が個別で行っている「コミュニケーションレッスン」の日でした。
昨日の生徒さんは「うまく説明できるようになりたい」という目標を持たれ、一生懸命に受講してくださっています。
とてもまじめに受けてくださる方で熱意が伝わってくるので、私のモチベーションもいつも上がります!
ということで、今回のブログは「昨日のコミュニケーションレッスンで気づいたこと」をお伝えしていきます。
※生徒ご本人に許可を得た上で書いております。
また生徒さんの個人情報やレッスンの詳細は控えさせていただきます。
順序を変えるだけで「伝わりやすい文章」に変わる
昨日のレッスンのテーマは「仕事で伝わりやすいメールを書く」。
具体的には「業務の都合上、早めに書類を提出してほしい」という「お願いメール」をどのように作成したらわかりやすいか、という内容でした。
生徒さんが最初に書かれていた文章の構成はこんな感じでした。
①自分の業務全体の説明
(月の上旬は××をして、中旬には△△の業務を行っております)
↓
②お願いしたい理由
(そのため◇◇頃は業務が忙しくなります。)
↓
③お願いしたい内容
(ですので、早めの書類提出をお願いしたいです)
ひとつひとつの文章が丁寧で、まじめなお人柄が文面からも伝わってきました。
ただ、順序立っているはずなのに「ちょっと伝わりづらい」ような印象を受けました。
そこで「ちょっと伝わりづらい」原因を考えてみたところ、「何をお願いしたいのかわかりづらいからだ」ということに気づきました。
伝わりやすい文章、わかりやすい文章を書くために最も大事なことは「結論ファースト」です。
そのために「最初に」お願いしたいことを書く必要があったのですね。
そこで私の方で生徒さんの文章の順序を入れ替えてみました。
①お願いしたい内容
(早めの書類提出をお願いしたいです)
↓
②お願いしたい理由
(なぜなら△△だからです)
↓
③念押しのお願い
(お忙しいところ恐縮ですが、早めの書類提出にご協力お願いします)
このように構成し直したところ、
「こういう文章が書きたかった」
と目を輝かせながらおっしゃいました。
その時すごく良い表情をされていて、私もうれしかったです。
メールの内容自体は先ほどとそれほど変わらないですし、全体の分量はむしろ減りました。
変えたのは、文章の順番だけです。
それだけで「伝わりやすい文章」に変わりました。
「いかに結論ファーストが大切か」
それを改めて実感した次第です。
それにしても「結論ファースト」は、よく言われていることですよね。
ビジネス書には必ず書かれていることですし、私もよく耳にします。
生徒さんご自身も、日ごろから心がけていらっしゃるとのことでした。
では「なぜ、頭ではわかっているのに実践することが難しいのか?」。
実はここには「とある理由」が存在します。
正直私も油断すると「とある理由」に陥りがちです(*_*)
明日は、その「とある理由」をお伝えしていきますね!
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^;