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夏のはじまり

こんこや🐐🌿
5月も半ば。暦の上ではもう夏がやってきています
アーユルヴェーダでは季節の過ごし方「リトゥチャリア」と
いうものがあります。
この夏、どう過ごしたかは秋や冬の心身に現れてきます。「リトゥチャリア」を意識してきたる夏の盛りを快適に、そして秋冬に備えていきましょう。

火のエネルギー「ピッタ」の季節

冬~春にかけて増えていた大地と水のエネルギー「カパ」が落ち着き
夏はイメージ通り「火」のエネルギーが世界に増えていきます。
日本の夏は湿度が高く蒸し暑いです。
そのため、汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもりやすくなっていきます。

「暑ーい!!」
とアイスや冷たい飲み物食べ物をたくさんとりたくなるのですが、なるべく控えめに。
高い気温や室内外の気温差で、自律神経が疲弊し、体力も常に使っている状態。ここにさらに冷たい物がはいってくると胃腸はすぐまいってしまいます。

きゅうり、ナス、スイカなど季節の野菜や果物を取り入れて、「ひやす」ではなく自然に「さます」を意識してみましょう。

ミントティーや麦茶などほてりをとってくれる飲料を常温でいただくのもいいですね。

現代の夏は風のエネルギーにも注意

外は暑いけど部屋の中や電車の中はとっても寒い…ということも多いですよね。「クーラー病」なんて言われたりもしますが、エアコンの当たりすぎはアーユルヴェーダ的には風のエネルギー「ヴァータ」が乱れると考えます。

ヴァータが乱れると、疲労、乾燥、関節痛、腹部のハリ、便秘などがおこってきます。

体力を司る「カパ」が減っている時期にピッタとヴァータが増えやすいこの季節は、気を付けていかないとすぐに夏風邪や夏バテの症状がでてきてしまうのです。

体温調節ができるように羽織ものを常備、また、室内ではなるべく人肌程度に温かい飲み物をとるようにしましょう。

はちみつやギーなどを日常的に摂取し滋養するのもおすすめです。

おすすめの食材

まぐろ(ツナ缶でもOK)・にんじん・梅干し・きゅうり・ゴーヤ・ナス・ピーマン・スイカ・梨・レタス・かぼちゃ・トウモロコシ・とうがん・ミント・ローズ・ハイビスカス・ココナッツ・アロエ・ジンジャーなど

体調や環境に合わせてぜひ取り入れてみてくださいね🌿

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