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忘年会シーズン到来~ミッション・二日酔いを防止せよ!~

こんこや🐐🌿
12月も後半戦。
毎週忘年会…!なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか

今回はアーユルヴェーダから見る、アルコールのお話と、二日酔い対策のご紹介です!

アーユルヴェーダから見るアルコール

アーユルヴェーダではアルコールは火のエネルギー「ピッタ」を増やすもの、とされています。
体があったかくなったり、顔が赤くなったり、なんとなくイメージがつきますね。

火のエネルギーは消化に欠かせない大切なエネルギーですが、体内で増えすぎてしまうと、胃腸の不調、炎症系の不調がでてきてしまいます。

また、火のエネルギーのほかに風のエネルギー「ヴァータ」も上がりやすくなります。アルコールには利尿作用があり、水分が外に出ていくことで体は乾燥していきます。

風のエネルギーが上がりすぎると、体内循環が悪くなり、頭痛やむくみが生じやすくなってきます。

お酒を飲んだ後に、お腹がゆるくなったり、頭痛がでたり、むくんだり…お酒を飲んだことがある方なら多くの方が経験していそうな症状ですね。

二日酔いを防止するには…

ここからはそんな嫌な症状がなるべく出ないようにするにはどうしたら?というお話です

大前提

体調が悪い時はアルコールをとならない!
アーユルヴェーダでは、お酒を禁止、とはしていませんが、「オージャス(生命力)」と真逆の性質があるもの、としています。
ですので、不調の時は厳禁です!

全体質に共通して

1.チェイサーは最初に頼みましょう!!!!
これだけで、だいぶ違うようです!!!
冷えていないお水が良いです(いけそうなら白湯がベスト)特に、ヴァータさんは冷えと乾燥によって不調がでやすいのでしっかりアルコール以外の水分補給が必要です。

2.まずはおなかに食べ物を入れるべし!
空腹だとアルコールの影響をダイレクトにうけてしまいます。まずはおなかにしっかりものを入れましょう!会場につく前に、おやつを食べておくのもおすすめです。

3.付け合わせは消化の味方!!
生姜やネギなどの薬味、そえてあるレモンは消化の助けになります!ぜひ活用していきましょう。

4.飲みすぎない!!!
どんなに対策しても飲みすぎちゃったらどうにもなりません!
楽しい範囲で飲みましょう!

ここからは体質(または出やすい症状)別に書いていきますので診断がまだな方は▼こちら▼からどうぞ

ヴァータ体質(頭痛が出やすい方)

なるべく氷入りのお酒や、冷えたビールは避け
温かいもののチョイスを意識してみましょう!
ぬる燗やお湯割りがおすすめです。
ホットサングリアもよいですね。
自然な甘さがヴァータのバランスをとってくれるので日本酒、果実酒、サングリア、ミルク系あたりがおすすめです。
温かいのはどうしても飲みたくない…!苦手…!というかたは氷を可能な限り減らしてみてください。また温かいお茶やお料理と一緒にとる工夫でもいいでしょう。

おつまみは辛い物、生もの、乾物を避け、温かく油分のあるものを選びましょう。肉や魚の焼き料理、豚汁やお味噌汁などの汁物がおすすめです。もしお店を選べる立場でしたら、お鍋がメインのお店などもよいですね◎

ピッタ体質(胃腸の不調が出やすい方)

酸味、辛味がピッタのエネルギーを増やしてしまうので、酸味、辛味のあるものは控え、整えてくれる甘味、苦味のあるものを選びましょう。
酸味の少ないワイン、モヒートなどのミントが入ったもの、ビール、緑茶ハイ、ウーロンハイなど。火のエネルギーとはいえ、胃腸を冷やすのは良くないので、可能な限り常温に近いものをとりましょう。

おつまみは、サラダ、トマト、枝豆など、熱すぎないお野菜を中心にし、お肉や揚げ物は控えましょう。チゲ鍋にキンキンに冷えたビール!とかやりたくなるかもしれませんが、ピッタの方は控えた方が無難です…!

ピッタさんはお酒が好きな方が多いですが、一番アルコールの影響を受けやすい体質でもあるので、自身の心身をしっかり観察しながら飲みましょう…!

カパ体質(寝ちゃうかた、だるさが出やすい方)

甘いものはカパを増やします。
甘味の強いお酒は避け、苦味や辛味のあるお酒を選びましょう。
また、冷えやすい体質なので冷たい物よりも温かい物のほうが◎
ジンジャー酒、辛口のワインなどがおすすめで、蒸留酒より、醸造酒のほうが向いていると言われています。

実は、カパ体質の方が一番アルコールに向いている体質です。
適度なアルコールは増えすぎたカパを減らしてくれるのです。

おつまみは、なるべく温かい物を選び、するめや焼きのりなど、なるべく渇いたものがおすすめです!

おすすめのアイテム

最後に、飲み会の前後に(最中にも)おすすめのアイテムを紹介です。

・ウコン…アーユルヴェーダでのマストアイテム「ターメリック」つまりウコンは皆様もイメージがあるとおり、お酒のお供に最適です。浄化作用、消炎作用があるので、お料理の色味や香り付け、白湯に入れて飲む、など取り入れてみるといいですね。

・レーズン水orぶどうジュース
ぶどうはピッタとヴァータの両方をバランスしてくれるすぐれもの。お酒を飲んだその日の晩に、オイルコーティングのされていないぶどうをお水につけて、翌朝そのお水を飲む、という方法があります。または単純にぶどうジュースやぶどうそのものをお酒のお供にするのも◎

・ライムorレモン白湯
お酒を飲むときは消化力をしっかりあげておきたいです。ライムやレモンを数的しぼった白湯が最適です。お酒を飲む前や、飲んだ後、体を整える感覚で飲んでみてください。

いかがでしたでしょうか?
楽しい席が憂鬱の生産場所にならぬよう…!アーユルヴェーダの知恵で予防していきましょう~
酒はのんでも飲まれるな~!
楽しい忘年会シーズンをお過ごしください🌸


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