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マスコミと市民と「表現の自由」

NHKから報道被害を受けた!と言うと、「総務省に電波止めてもらえば」とか「与党議員にロビイングしたら?」とかいう人いるけど、そういうアプローチをしようとは夢にも思わない。報道機関が公権力から干渉されるのはよろしくない、と考えているからです。

NHKが表現の自由を悪用するのは許せないけど、だからといって公権力によって制限すべきだとは思わない。そんなことをしたら巡り巡って、自分自身も表現の自由を制限されてしまう。

表現の自由は民主主義の根幹です。


一人ひとりが自由にものが言えること、マスコミが臆せずに政権批判できることが、公権力の暴走を食い止める。権力はそういう抑止力がなければ必ず暴走し、独裁へと向かいます。

独裁国家には当然、表現の自由なんてありませんから、こうやって私のような一個人がSNSやブログで好き勝手に自説を展開するなんてことは、できなくなるのです。そんなのいやですよ!

だから、報道機関には、権力監視という重要な役割を果たしてもらわねばなりません。報道の自由はそのためにあるのです。民主主義を守るために、与えられている自由なのです。


要するに何が言いたいかというと……

マスコミが頑張ってくれないと困るのよ~

ってことです。



報道関係者の皆さま、なにとぞよろしくお願いいたします。市民の皆さまも、マスコミが権力監視のお仕事をしているか、監視に努めることにいたしましょう。


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★関連記事です。報道の自由の悪用によって、マスコミが個人の基本的人権を侵害する例。実体験をもとに語っています。

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