フロントエンド半日合宿
ぼくが以前、受講していたスクール
「フリーランスWebクリエイター育成スクール SLash」
そのSLashのとあるイベントに、先日参加してみた。
その名も
「フロントエンド半日合宿」。
「合宿」といっても、
実際にどこかの宿に泊まるわけではなく、
オンライン上で行われた勉強会だ。
実施されたのが、
土曜日の10:00〜18:00という長時間での勉強会だったため、
あえて「半日合宿」という名前がつけられたわけだ。
ちなみに、「フロントエンド」というのは、
主にプログラミングにおける言語の領域のことだ。
ふだんWebブラウザで見ている「見た目」の動きなんかを
いろいろと制御するのがフロントエンド。
スピーカーは、SLashの講師のあしざわさん、ひとりのみ。
参加対象は、現役受講生と卒業生ということで、
卒業してからもこのようにイベントに参加できるのはありがたい。
(ちなみにぼくは、第1期生として2021年〜2022年に受講)
コンピューターの仕組みやWebの歴史について学ぶ
前半は基本的に座学。
内容は、
パソコンなどのコンピューターの仕組みや、
Webやブラウザの歴史について。
いきなりフロントエンドの言語の話には入らない。
まずは、歴史や背景を学んで、
「本質を理解しましょう。」
というもの。
このあたりはあしざわさんらしい。
コンピューターは「2進法」によって命令を受けている。
とか、
そもそも「www」(草とか笑じゃないよ、World Wide Webの略。)やブラウザは、
どのような背景で生まれて、どのように進化してきたのか。
とか、
個人的にはとても興味深い内容だった。
転職した今の会社では、
自動認識関連の機器を扱う機会がある。(「機器」と「機会」、ややこしい!笑)
その際に、「16進法」が出てきた。
コンピューターは「2進法」なのね。。
ブラウザ戦争についての話もおもしろかった。
一世を風靡した「Internet Explorer」から、
現在の主流であるGoogle Chrome。
また、その裏で動いているレンダリングエンジンの話など。
もちろん、完璧には理解していないので、
引き続きこのあたりについても勉強していきたいと思う。
JavaScriptを書いてみる
午後は、参加者も手を動かしてワークショップ形式で進められた。
事前に用意されたコードを使って、
実際にJavaScriptを書いて要素を動かしてみる。
JavaScript。
ぼくも実際に書いたことはある。
一言で言うと
「JavaScriptは難しい!」
という印象だった。
でも、少し印象が変わった。
JavaScriptでやってることは、あくまでも
「要素を監視して、CSSを書き換えるきっかけを与える」
というもの。
(もちろん、それ以外にもいろんなことができるのだが。)
そのきっかけによって、
要素に動きをつけるのはCSSの役割。
環境構築
最後の方には、環境構築を行なった。
Node.jsとnpmをインストールしてみる。
このあたりも、以前に何度かやったことがあったので、
そこまで抵抗はない。
背景が真っ黒なターミナルってやつで
「npm 〇〇〇〇」
とか打ち込む。
慣れていないと、
ターミナルを触るところからなかなかハードルが高い作業だ。
エラーだってしょっちゅう出る。
これも慣れないうちは、大量のエラーを目の前に意識が遠のく。
各自のOSやパソコンの環境によっても変わってくる。
この辺りは、自分で解決できる自走力をつけるしかない。
当日は、参加者からの
「あしざわさん、なんかエラー出ました!!」
「あっしーさん、なんか動きません!!」
「あっしーさん、なにがわからないかわかりません!!」
といった声に、とても丁寧に対応していた。
さすが、あしざわさんだ。
ありがたいコミュニティ
SLashも、気づけば4期生の受講が始まっている。
1期の頃から数えると、メンバーもかなり増えた。
今回の勉強会でも、
ぼくら1期生から4期生まで、歴代の(というとちょっとおおげさだが笑)メンバーが参加していた。
前述したように、卒業生も
「SLashのコミュニティ」の一員として扱ってもらえる。
ありがたい環境だ。
ぼくは、SLashを受講した半年間で、
Webデザインのスキルはもちろん、
ものごとについての考え方など本質的なことを学んだ。
SLashを受講していなかったら、もしかしたら変な方向へ行っていたかもしれない。
それほど、ぼくにとってはとても濃い大きな意味を持つ6ヶ月間だった。
だから、SLashには少しでも何かを返せるように、
これからも関わっていきたいと思っている。
まだ今の自分には特になにができるでもないけれど。
まあ、あらためて、
こんなマジメな勉強会に半日も時間を費やして
楽しむなんてなかなかの変わり者だ。
(休みの日に、こんな勉強会に参加することに理解を示してくれた家族には感謝している。)