「優勝」

今日は、最近気になっているあるワードについて。

結論から言うと
「優勝」
というワードだ。

前提として、
このワードを使う人のことを
否定したりする意図は全くない。

ただ、あくまで個人的に違和感があって、
なんとなく、くすぐったいというか、
違和感があるというだけだ。

では、なぜこの「優勝」に違和感があるかというと…

よく見かけるのは、YouTubeのサムネなどにて。

例えば、
「今季ユニクロの〇〇〇〇が優勝!」
とか。

要は、
「この商品、めっちゃいいよ!!」
という時に使われるようだ。

おそらく、若い世代においては、
このような使われ方がされている印象。

ただ、冷静に考えてみると…
この「優勝」というワード。
そんなに軽はずみにつかっていいのか?
という疑問が浮かんでしまう。

例えば、
サッカーのワールドカップを考えてみる。

国を背負って戦う、真剣勝負の舞台だ。
不甲斐ないプレーをして負けようものなら、
帰国した際に罵声を浴びたり、モノを投げつけられることもある。

そんな4年に一度のサッカーワールドカップにおいて、
「優勝」とはなにか。

それはもう、想像し難いほどの喜び、誇り…もはや言葉では言い表せないだろう。
国のヒーローである。

そんな、とてつもない大きな意味を持つ
「優勝」
というワード。

先述したように、
ちょっと自分に似合う良い服が見つかったからといって、
「今季ユニクロの〇〇〇〇、優勝!!」
などと、軽はずみに使って良いものなのか。

もっというと、
「大優勝」
などというワードを見かけることもある。

「優勝」に「大」がついている。
最上級にさらに冠がついている。
1位のさらに上だ。

まあ、「それほど素晴らしいもの」
という表現をしているというのは伝わってくる。

そう言う意味では、このワードを考えた人はセンスあるなとも思うが。

とはいえ、
このような若い世代が使っている言葉を否定していると、
いっきに「オジサン」になってしまうように思う。

時には、いわゆる若者言葉が一般化して、
のちに辞書に載るようなパターンもある。
いつの時代も変化している。

ということで、
「優勝」というワードに対して違和感がありつつも、
決して否定せず、
あたたかく見守っていきたいと思う。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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