一人目の客になれた話 2/7kitchen
涌井慎です。
趣味はオープンしたお店の
一人目の客になることです。
私の趣味に理解のある方から
昨日今日と立て続けに
新店情報を送っていただきました。
一つは河原町御池にオープンする
京都信用金庫および飲食店、
もう一つは仏光寺柳馬場にオープンする
サンドイッチ専門店です。
月曜〜木曜は午前10時まで、
外出はできないのですが、
サンドイッチ専門店は
10時30分オープンなので、
これならなんとか間に合うか!ということで
10時10分過ぎに四条烏丸を出発。
雨脚が強まっており、
スニーカーに雨が染み込んできますが、
小走りで現地へと向かいます。
仏光寺通りを東へ進むと、
柳馬場あたりに人の気配はない。
10時17分、
無事に誰も並んでいない店の前に到着。
扉越しにオープンの準備をされている
スタッフの皆さんの姿が見える。
傘を閉じてスマホを触っていると、
お店の中からひょっこりと
女性スタッフが顔を覗かせ、
「オープンは10時半なんですぅー。
雨の中申し訳ないんですけど、
もう少しお待ちくださいねー」
オープン前に並んでいる私のことは
無視を決め込む方も多いなか、
このようなのを
「神対応」と言うのでしょうね。
いくらでも待つよ!
私待つわ、いつまでも待つわ。
ただ、振り向いてはほしい。
10時22分。
同じ対応神子さんが、
「よかったら中に入ってお待ちくださいー」
と扉を開けてくれました。
こんなに早く振り向いてくれるとは。
そうして中に入り、
10時30分まで待とうとしたら、
カウンターの別の女性スタッフが、
「もう準備できましたので、
ご注文承ります。
本日お昼はランチボックスAとBの2種類から
お選びいただけます」というわけで、
こちらのスタッフさんも
すこぶる対応がよい。
さすが、今日のオープンまでに
数回のプレオープンを経ただけある。
かわいいふりして、
あんたたち、割とやるもんだね。
ランチボックスAを注文して、
feel so goodのまま、
外に出ようとした10時25分。
私と入れ違いでおばちゃんが入ってきた。
危ないところや。
タッチの差や。
あのおばちゃんも
一人目を狙ってたんやとしたら、
申し訳ないが、今回は私の勝ちです。
久しぶりに一人目の客になり、
爽やかな朝です。
スニーカーに雨が染み込んでなければ
もっとよかったのですが、
それもこうして書くまで忘れていました。
仏光寺柳馬場に本日オープンした
サンドイッチのテイクアウト専門店
「2/7kitchen」の
一人目の客は私です。
#一人目の客 #涌井慎