太陽日記 令和二年四月十九日
周りにはライブハウスや
居酒屋、バーを経営している人が
多く、皆一様に
苦境に立たされています。
所持金の少ない私は
碌に支援をすることもできず、
ただただ、
この苦境を乗り切り、
再び、人と人とを結ぶ空間を
客に提供してもらいたいと
願うばかりです。
こういう人間の思いは
同情するから金をくれ、
という世の中ではないことを
願うばかりです。
カタチの見える支援をすることが
実際の助けになることが
よ〜く、よ〜く、わかるのですが、
物理的に支援が難しい、
私のような者も気持ちだけは
抱いているんだということを
ここにこうして書いてみたりは
するのですが、
結局のところ、
切羽詰まった状況に
置かれた皆様に対して、
私のような位置は
あまりにも無責任であり、
どこか他人事でしか
ないのでありましょうと思うと、
簡単に頑張ってくださいとも
言えない世の中って、
とても息苦しいのです。
あの人は何万円支援してくれた。
あの人は一円たりとも、
お金を出さなかった。
みたいなところで、
人がはかられるようには
ならないで欲しいと思いつつ、
そりゃあ、
現実問題、役に立つ支援が
欲しいですわな。
とにかく今、
Twitterなんかを見てみますと、
「文化芸術を絶やさないために」
というようなことが、
たくさん書かれていますし、
各人の思い入れの深さと共に
支援が呼び掛けられているのですが、
その言葉一粒一粒が、
いま、私には
とても温かく感じたり、
逆に非常に冷めた目で
見てしまったりするのです。
全く曇りのない、
純粋に助けてあげたいと、
手をあげる皆さんの言葉が、
世の中捨てたもんではないなと
思わせる反面、
なんといえばいいのかしら。
これはとても難しいのです。
私にできることといえば、
支援を必要としている方が
必要としているという、
情報を拡散することくらいなのです。
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