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卵は立つのか

 このあらゆる文章の乱立しまくるnoteの世界で毎度毎度「いいね」が何百とつく人気クリエイターの皆さんが私の「いいね」の数をみたらどう思うだろう。憐憫ですか、軽蔑ですか、同情ですか。

 昨日、春が立ちました。「春が立った〜!」とクララが立ったみたいに言いたくなる立春です。春は立ちましたが、果たして卵は立つのでしょうか。なんでも重心さえ取れれば殻の表面のざらざらも支えとなり、意外と立つものらしいです。

 京都新聞1面コラム「凡語」に書いてありました。執筆者さんは昨日の立春に卵立てにチャレンジし、過去最速の1分8秒で立てることができたとか。

 雪の結晶研究で知られる中谷宇吉郎博士もかつて、卵が立つか試したところ、立てることができ、何百年の間、世界中で卵が立たなかったのは、皆が立たないと思っていたからだ、と話しています。先入観にとらわれる人間の盲点が、新たなチャレンジを拒否してしまう。そうならないためには先入観を拒否しなければならないのですが、これがなかなか難しい。「お医者さん」と聞いたらパッと思い浮かぶのは男性で、「英語の先生」と聞くと、反射的に白人男性を思い出してしまいます。私個人の問題でもあり、社会の問題でもあるのではないか。

 個人の問題は社会の問題でもある。
 パーソナル・イズ・ポリティカル。

 京都新聞は「思い込みが正しいのか、丹念な見極めが必要ということか。」と締めくくられていました。

卵の写ってる写真、これしかなかった
ついこないだもアップした永正亭の特田舎そば
永遠に正しい

#立春 #日記 #コラム #エッセイ
#涌井慎 #わくいまこと #こわくいとま
#涌井大宴会

2月10日(月)涌井大宴会in磔磔
第1部 18時30分スタート
●うまいこと言いたがるおっさん撲滅委員会
●ラジオディレクターの男
●片山尚志の1曲
●道路交通情報の女

第2部 20時スタート
●あらゆるハラスメント撲滅委員会
●ライブハウスの男
●片山尚志の1曲
●舞鶴の女

第1部/第2部 各2000円
通し 3500円(500円お得🎵)

皆様のお越しをお待ちしております!

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