見出し画像

なぜPRIに興味を持ったのか

こんにちは。理学療法士のこうやうです。

今回はただの独り言なので

暇な人だけ見てください。


私なのですが

現在PRIの講習会に行っており

セカンダリー講習の

インピンジメント&インスタビリティ

まで受講しました。

絶賛どハマり中なわけですが

なぜ受講に至ったかというと

運動療法を極めたいと思ったから


というのは表向きの理由ですが

今年は運動療法の引き出しを多くしたい

と思ったのは事実なので

間違いはないです。


ただ本当の理由は

創始者のロン・ハラスカに興味を持ったから

です。

彼は日本の理学療法士はなかなかない

特徴を持っていると私は思っていて

それは

ジェネラリストである

ことです。



そんなに珍しいことじゃないだろ

と思われますが

私が聞いてきた有名な臨床家はいずれも

何かを極めている人ばかりです。

機能解剖の知識を極めたり

FMやPNFなどの手技を極めたりと

何かに特化しているイメージが

整形外科領域だと特に強いです。


日本の理学療法士は

スペシャリストであることにこだわりが強い

印象があります。

私の臨床家のイメージが最近までそうでした。


しかしロン・ハラスカは

結構変わっていると思っていて

視覚にも詳しい、脳にも詳しい、

歯科領域にも詳しい、運動器にも詳しい

と知識の幅がとてつもなく広いです。

少なからずPRIの価値観には

それを感じさせるものがあります。

私は

限りなく広い知識で人間を見て何を見つけたのか

に非常に興味があります。

狭い知識だけで見た人間の知見というのは

単純性があります。

ですが知識があればあるほど

人間の複雑性というものに気づいていくはずです。

PRIの他の手技と違うところは

一つの側面から突き詰めて出てきたアイデアではなく

多方面から共通点を見出して出てきたアイデア

ということです。
 
私の主観ではありますが

PRIには「相互関係」という人間の複雑性を

表す成分が多分に含まれていると思います。

だからこそPRIは難しいんだと思います。


とはいえ、人間の脳は

パターン化して整理するのが得意ではあるので

本質かどうかは定かではありません。

「複雑なものを複雑なまま理解する」

人間の思考の傾向に反した非常に難しい

テーマではあり、

人間に実現できるかどうかも微妙ですが

知識の幅がある

というのは

その第一歩ではないでしょうか。


本日はこれで以上です。

ここまで読んで頂きありがとうございました。






いいなと思ったら応援しよう!