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DailyINPUT|なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。
高橋広野です.本日はこちら.
本書を読むにあたって
クラウドファンディングの3形態
購入型:プロジェクトにお金を出した人が支援金の報酬として、プロジェクトが実現するサービスや商品を受け取る。
寄付型:支援金に対する報酬はなく、プロジェクトの支援金を渡すのみ。
投資・融資型:支援者が出資した金額に、成果に応じて利回りや物品をつけて返す。
クラウドファンディングとは、これからなにか始めようという人や、企業から間もないスタートアップ、消費者とコミュニケーションして商品開発をしたい企業などには、この上なく強い味方となるサービスなのだ。
個人や地域レベルで小さなつながりを持ち、支え合っているコミュニティのことを、ぼくは「小さな経済圏」と呼びたい。
そして、この「小さな経済圏」こそが、何かと生きづらくなった現代の、新しい生き方の鍵を握っている。
1.「いい社会」って何だ?
海士町.この島で暮らす移住者たちが今のライフスタイルを手にいえれるために、「自分はどんな生き方をしたいか?」という問いから逆算している.
「大」から「小」の時代へ
社会の価値観は「大きいことはいいことだ」から、「小さいことはいいことだ」に変わろうとしている。
「いい社会」とは「各々が自由に、自分の幸せを追求できる社会」ということになる。つまり、経済的と言うよりも、精神的に持続可能な社会だ。
個人と個人が繋がった、企業や国などの社会構造に依存しない「小さな経済圏」が充実していく必要がある。
2.21世紀型の生き方と「小さな経済圏」の試み
CAMPFIREの小さな経済圏への試み
ミッション:資金調達を民主化し、世の中の誰しもが声を上げられる世の中をつくること。
→世の中のお金をもっと、なめらかにしないといけない.
PtoP:ちいさなコンピュータ同士がつながった自律分散字型状態
地域の物語を発掘する
ものづくりを民主化する
カンパをもっと、身近にする
脱依存
小さな経済圏の新しい貨幣のあり方
贈与経済という未来
バーニングマン(アメリカのイベント)の十の原則
「どんな者をも受け入れる共同体である」
「与えることを喜びとする」
「商業主義とは決別する」
「他人の力をあてにはしない」
「本来のあなたを表現する」
「隣人と協力する」
「法に従い、市民として責任を果たす」
「跡は何も残さない」
「積極的に社会参加する」
「いまを全力で生きる」
「お金」にとって代わる新しい貨幣,「信用力」.
小さな経済圏の中で平等であること
機会の平等か,結果の平等か.→「機会の平等」をより多くの人に.
小さな経済圏で生きることを助ける試み
おかえりといってもらえる「居場所づくり
最小で究極の生き方,エコ・ビレッジ
「小さな経済圏」から「小さな文化圏」へ
小さく始めよう
とりあえずやってみよう
3.小さな灯をともし続ける
CAMPFIREが目指すのは、既存の金融の仕組みにはまらない人たちに等しくチャンスを提供する金融包摂だ。
クラウドファンディング自体の拡張.
目指すのは金融包摂(Financial Inclusion).
「すべての人々が経済活動のチャンスを捉えるため,また経済活動に不安定な状況を軽減するために必要とされる金融サービスにアクセスでき,またそれを利用できる状況」といういうこと.
ソーシャルレンディングで世界の選択肢を広げる
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