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DailyINPUT|知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ
高橋広野です.本日はこちら.
本書を読むにあたって
入院期間にめっちゃ本を読む習慣がついたのは有り難い.1日に3冊,がいまのところの目標.継続していこうと思う.
0.知的複眼思考法とは何か
ありきたりの常識や紋切り型の考え方にとらわれずに、ものごとを考えていく方法、〜複眼思考とは、複数の視点を自由に行き来することで、ひとつの視点にとらわれない相対化の思考法
・「常識」にとらわれないためには,何よりも,ステレオタイプから抜け出して,それを相対化する視点を持つことが重要.
・知識も大切だが,「正解」がどこにあるのかという発想からは複眼思考は生まれない.
1.創造的読書で思考力を鍛える
ステップ1.読書の効用
考える力を養うための情報や知識との格闘の時間を与えてくれるということ
ステップ2.著者と対等な立場に立つ
批判的な読書を通じて、ものごとに疑問を感じること、ものごとを簡単に納得しないこと、「常識」に飲み込まれないこと。すなわち、自分で考えるという姿勢ができてくる
ステップ3.批判的に読む
著者の思考の過程をきちんと吟味しながら読もうとすること
ステップ4.鵜呑みにしない態度を身につける
・著者のねらいをつかむ,論理を追う,前提を探る.
ステップ5.批判的読書の実践法
・著者のねらいは何か,スタイルによる影響はどうか,言外の意味の影響はどうか,データの信頼性はどうか,客観的な記述か,主観的な記述か,暗黙の前提がないか
ステップ6.批判的読書にチャレンジ
2.考えるための作文技法
1.論理的に文章を書く
・批判的読書から批判的議論に.書くこと⇄考えること.接続の言葉の役割の把握.
2.批判的に書く
・ストレートに反論を書く.違う前提に立って批判する.
3.問いの立てかたと展開のしかた
ステップ1.「疑問」から「問い」へ
ステップ2.「実態を問う」問い
ステップ3.「なぜ」という問いかけ
ステップ4.「因果関係」を問う
ステップ5.「疑似相関」を見破る
ステップ6.「概念レベル」で考える
ステップ7.「問い」を一般化・抽象化する
概念はサーチライトである。新しい概念の発見によって、新しい問題が見えてくる。
4.複眼思考を身につける
ステップ1.ものごとの二面性(多面性)に注目する
ステップ2.関係の中でものを捉える
ステップ3.偏差値教育批判を関係論的に見直す
ステップ4.「ひとり歩き」を止めて考える
ステップ5.関係論的見かたをする
ステップ1.逆説的な出来事として,ものごとを捉えなおす目を持つ
ステップ2.当初の狙いと実際との比較
ステップ1.問題のはやり・すたりを見抜く
ステップ2.作られる問題・隠される問題
ステップ3.問題とその文脈を捉える
ステップ4.メタを問う問い
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