札幌のローカル図書館(区民センター等)を紹介する①
0.はじめに
以前、北海道の図書館を紹介しました。
そのときは比較的大きい図書館を中心に紹介しましたが、今回は区民センターや公民館にある比較的小さい図書館を紹介します。郊外の住民向けの図書館ですね。
まあ、基本的にこうした図書館を地域外の人があえて訪れることは滅多にないと思います。
そのため、誰得記事なんだ、と突っ込まれそうですが、ローカル図書館も意外な本があっておもしろいので場所だけ紹介します。地域の図書館に飽きた方は気分転換に訪れてみてください。図書館巡りも粋で楽しいですよ。
市域が広大なので、何回かにわけて紹介する予定です。
1.澄川図書館
所在地:札幌市南区澄川4条4丁目5-6
アクセス:中央バス「澄川小学校」徒歩4分
地下鉄南北線「澄川駅」東出口徒歩16分
南区の代表エリアのひとつ、澄川の図書館。地下鉄が通っているのは便利ですが、坂道も多いので少し行くのが手間かもしれません。
2.西岡図書館
所在地:札幌市豊平区西岡3条6丁目6-1
アクセス:中央バス「西岡3条5丁目」徒歩1分
地下鉄・JRがないのでアクセスは少し面倒な西岡図書館。JR白石駅と澄川駅を往復するバスの中間にあります。児童会館が併設されています。
3.元町図書館
所在地:札幌市東区北30条東16丁目3-13
アクセス:地下鉄東豊線「新道東駅」3番出口徒歩10分
地下鉄が通っているのでアクセスはそこそこ、東区の元町図書館。札幌駅がだいたい北5西4あたりなので、かなり郊外。札幌も郊外へ行くとかなり交通量が多い(東区、南区は特に多いイメージ)ので、無理せず公共交通で行きましょう。
4.新琴似図書館
所在地:札幌市北区新琴似7条4丁目1-2
アクセス:
中央バス「新琴似8条3丁目」徒歩1分
JR「新琴似駅」徒歩10分
地下鉄南北線「麻生駅」徒歩17分
3つのアクセス方法があるので訪問はしやすそうな新琴似図書館。近くに神社や資料館もあります。ちなみにJR新琴似駅と麻生(あさぶ)駅は750mくらい離れています。覚えておくと意外と便利?!です。
5.東札幌図書館
所在地:札幌市白石区東札幌4条4丁目1-1
アクセス:
中央バス「中央1条4丁目」徒歩10分
地下鉄東西線「東札幌駅」徒歩10分
外装がなかなか良い東札幌の図書館。駐車場は狭いので公共交通の利用をおすすめします。郷土資料の「さっぽろ文庫」を読んでみてください。全100巻の大作です。
6.清田図書館
所在地:
札幌市清田区平岡1条1丁目2-1
清田区総合庁舎4階
アクセス:中央バス「清田区役所」徒歩1分
清田区役所にある図書館。4Fにあるので見晴らしは良いです。区役所の食堂もあります。
地下鉄は豊平区の福住で終点なので少し不便。福住駅または南郷18丁目のバスからアクセスしましょう。図書館への道は全体的に丘なので体力消費が激しい。こうしたアクセスが面倒な所にも行けるよう、普段から歩いておくと行き先の幅が広がります。
7.山の手図書館
所在地:札幌市西区山の手4条2丁目1-20
アクセス:
中央・JRバス「西区役所前」徒歩8分
地下鉄東西線「琴似駅」徒歩17分
西区の中心・琴似から少し歩いた所にある「山の手図書館」。琴似自体が大きな街なため、図書館もそれなりに大きいです。琴似駅から図書館までの道にブックカフェがあった気がします。神社や屯田兵屋と一緒に観光して歴史に触れてみるのも良いでしょう。歩いていて疑問に思ったことを図書館で調べるのもありですね。
8.月寒公民館図書室
所在地:
札幌市豊平区月寒中央通7丁目8-19
アクセス:
地下鉄東豊線「月寒中央駅」から徒歩約2分
月寒中央にある図書館。地下鉄のすぐそばなのでアクセスは抜群。近くに「あんパン道路」もあるのでついでに寄っておきましょう。
9.星置地区センター図書室
所在地:札幌市手稲区星置2条3丁目14-1
アクセス:
JRバス「星置地区センター」徒歩1分
JR「星置駅」徒歩15分
ここまで来ると小樽の銭函も近い、手稲郊外の星置にある図書室。地名がおしゃれというかニュータウンっぽい。鉄道で行く場合、小樽行ではなく、ほしみ行の列車に乗るとほとんど手稲で降りるので、ローカルムードが漂います。
10.苗穂・本町地区センター図書室
所在地:札幌市東区本町2条7丁目2-10
アクセス:中央バス「本町2条8丁目」徒歩3分
苗穂本町とありますが、苗穂駅からは遠いです。筆者はGoogleマップを頼りに向かいましたが、道が入り組んでいて面倒だった記憶があります。
11.おわりに
札幌の図書館紹介、第1弾でした。
これらは札幌市民のために造られた図書館なのは間違いないため、札幌市民以外の人がわざわざ訪れることはほぼないでしょう(まあ私は行きましたがww)。大きい図書館なら大通の図書館や中央図書館がありますからね。
ましてや道外の方がわざわざ訪れることもないでしょうが、もし来ることがあれば相当な図書館マニアといえます。マニアでなくとも、観光のついでに寄ってみると思い出になると思います。初めて来たのならともかく、有名観光スポットばかりではおもしろみに欠けますからね。アクセントのひとつとして使ってみてはいかがでしょうか。それこそ、
「青森から来ました」
と言えば受付の方は驚くことでしょう(笑)
本来の目的達成(市民のための図書館)のみならず、別の効果(観光客が寄り道する)を副産物としてもたらすのがこの世界のおもしろい所です。
よくわからん記事のご精読、
ありがとうございました。