言霊? 前記事が伏線になった。
前に「今日、誰のために生きる?」という今人気のペンキ画家ショーゲンさん(ひすいこたろうさん共著)の本と同じタイトルの記事を書いて、しばらく経った頃。
知人が大きなイベントに出店する話を聞いて、なんだか面白そうだったので私も行きたいと言ってみたらあれよあれよと思いがけず、私もお手伝いで参加できることになった。
イベント会場は終始、宴のような雰囲気で全国から集まったとても気さくな素敵な人たちだらけ。出店者はイベント会場に何泊かするのだけど、その会場はどこにもまったくゴミが落ちていない。ちょっと感心した。
また男子は知らないだろうけど、女子のトイレ事情。
世の中にある公衆トイレもまあまあすごい所があるのだが、イベント会場の女子トイレってこの世の終わりかというような、想像を絶する汚さで大変なことになっているのだ。
家でもこんな使い方するんか?と問いたくなるような。なので利用時はできる範囲で掃除になる。金運アップにもなるらしいし(笑。
それが今回のイベント会場はどこのトイレも常にキレイ。トイレットペーパーだってきちんと補充されていて、使い終わったであろう芯はそこにない。
すごく感心した。
そんな素敵なイベントだからこそなのか、会期中、思いがけずペンキ画家のショーゲンさんに出会った。
彼は人気者。
自由に歩く彼の周りは彼の話を聞きたい、私と同じ一般の方たちがかわるがわる、ずっとついて歩いているようだった。
私はお手伝いに参加で出店場所からは動けないから、店に来たタイミングでショーゲンさんが来ていることを知る。私にも気さくにサインをしてくれた。
彼が一般人と決定的に違うなと思ったのは、目。
なんとも言えない、透き通ったキレイな瞳が凄かった。
とても数少ないけれど人生で色んな達人に出会う中、
そんな達人たちはとんでもなく魅力的ないい目をしている。
ショーゲンさんの瞳は、いいとかキレイ、吸い込まれるとかも
物足りない表現で、汚れのない赤ちゃんでもそんな瞳は見たことがなく、
私のボキャブラリーではちょっと表現できない。
私の目はどうかな。
死んだ魚の目をしてないなら、ヨシとしよう。