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定時帰りを目指す教師の考え方~やるべきことはきちんとやる~
信頼される人になるために
「定時で帰るなんて、仕事をサボっているのでは?」
「なぜ仕事が終わっていないのに、あの人はもう帰るのだろう?」
どれだけ効率的に働こうとしても、周囲から「仕事をやらない人」「仕事ができない人」と思われてしまっては、働きづらくなってしまうのが現実です。
だからこそ、ただ定時で帰るのではなく、「信頼される教師」になることが大前提です。
「この先生はやるべきことをきちんとやっている」
「子どもたちをしっかり成長させている」
そう思われてこそ、定時帰りが可能になります。
信頼される教師の働き方
信頼を得るためには、「仕事を早く終わらせること」に加えて、「成果を出すこと」が重要です。
そのために、次の3つを意識するとよいでしょう。
1. 子どもたちの成長を最大化する
✔ どのような言葉をかければ、子どもたちが最も伸びるのかを考える
✔ 指導方法に無駄はないか、より良い方法がないかを模索する
短い時間で子どもたちが大きく成長すれば、周囲も「あの先生は結果を出している」と認めてくれるようになります。
2. やるべき仕事は確実にこなす
✔ 締め切りを守るのは当然のこと。むしろ早めに提出する
✔ 必要な業務には手を抜かず、丁寧に対応する
「定時で帰るけれど、頼んだ仕事はいつもきちんと終わっている」
そのように思われれば、自然と信頼を得られるようになります。
3. 無駄な業務を見極め、必要なことに集中する
✔ 惰性で続いている業務はないかを見直す
✔ 自分がやるべき仕事なのか、それとも誰かに任せるべきなのかを判断する
「忙しいふり」をするのではなく、本当に大切な仕事に全力を注ぐことが重要です。
その姿勢が、周囲に「この先生は仕事ができる」と思わせるポイントになります。
「定時帰り=仕事をしない」ではありません
大切なのは、時間ではなく信頼される働き方です。
定時で帰ることが目的なのではなく、「やるべきことをしっかりやったうえで、定時で帰る」ことが理想といえます。
「あの先生は定時で帰るのに、いつも仕事が完璧で、子どもたちもよく成長している」
そんなふうにに言われる教師を目指していきましょう。
他にも、「定時帰りを目指すための働き方の工夫」などを紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。