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農村の未来物語⑥ 挑戦と未来を見据えた農業の取り組み
耕太郎農園の農業への挑戦は、未来への希望とともに進んでいます。多様な試みを通じて、農業が持つ可能性を広げることを目指しており、その過程で得られた成果や課題は、次なるステップへの大切な糧となっています。
1. みんなの畑プロジェクトの挑戦
"みんなの畑プロジェクト"は、農業を通じて全国の人々をつなぎ、新しい価値を創出することを目標としています。販売、コミュニティ、労働の三本柱での取り組みを進めてきました。
販売の取り組み ホームページ"イノベーター農園"を立ち上げ、農産物の魅力を発信してきました。少しずつ成果が見え始め、多くの方々に農業の価値を伝える基盤を築きつつあります。
コミュニティの形成 半年間の週次ZOOM会議やX(旧Twitter)スペースでの100回以上の雑談配信を通じて、意見交換と交流の場を設け、プロジェクトの方向性を確立しました。
労働の課題 一方で、人手不足や実施体制の整備が進まず、大きな課題として残っています。この点については、引き続き改善を目指していきます
2. ネイチャーポジティブな農業への取り組み
化学肥料や除草剤を使用しない自然と調和した農業を実践しています。特に宙炭(高機能バイオ炭)を活用し、土壌の保水性向上や温室効果ガス削減に貢献しています。この取り組みは、持続可能な農業の実現に向けた重要な一歩となっています。
3. 間伐材と桜の枝木を活用したバイオ炭づくり
地域資源である間伐材や折れた桜の枝木を活用し、無煙炭化器でバイオ炭を製造しています。この方法はコスト効率が高く、循環型農業の実現に貢献しています。今後、取り組みを拡大し、地域全体の持続可能性を高めるモデルを目指します。
4. 雪室を活用した商品開発への挑戦
雪国特有の資源である雪室を活用し、20年以上にわたる試行錯誤を経て、雪室熟成コーヒーやジャガイモなどの商品開発を進めています。失敗を重ねながらも、雪室が持つ可能性を信じ、新たな価値を生み出そうと挑戦を続けています。
5. AIとWeb3を活用した農業への挑戦
AIやWeb3の技術を取り入れた新しい農業の形を模索しています。SORAプラットフォームを通じて農業の魅力を伝え、NFTの発行やDAOを活用したシステム構築に取り組んでいます。これにより、農業の透明性を高め、参加者とのつながりを強化することを目指しています。
未来への展望
これらの挑戦はまだ道半ばであり、成功も失敗もあります。しかし、これまでの取り組みを振り返ると、多くの可能性が見えてきました。私たちは、農業を通じて地域や人々をつなぎ、未来を見据えた新しい価値を創出することに挑戦し続けます。自然との調和を基盤に、持続可能で革新的な農業を実現するため、これからも努力を重ねていきます。