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山口短期大学へきてよかったと思える2年間を作ってみませんか
「短期大学で全日本大学野球連盟に加盟し、1部昇格を目指す」
山口短期大学硬式野球部
「こうたろう」こと監督の中島です。

今回は、選手・指導者の「知のアップデート」について

指導者として、常に最新の情報が更新されているのだろうか?
選手の能力はアップデートできているのだろうか?

サッカーは下部組織として中学の頃から“立ち向かえるか、乗り越えられるか”というメンタリティが叩き込まれるそうだ。
育成の時点で、日常的に選手は能力を「アップデート」することで高いレベルでプレーすることが可能になる。

毎日、頭に入る情報は多い。そして、脳は自分が必要な情報のみを書き換える。

友人から「人は自分に必要なことしか頭に残らない。あとは、流れ落ちいく。両手の指を広げると多くの情報が指の間を流れ、自分の指に引っかかったことだけが、自分の情報になるみたい。指の間を抜けた情報にも、自分に必要なことがあると思うのだけれど。アンテナは張り巡らせるといいよ。」と言われたことがあった。

無意識の中で情報の取捨選択を行い、重要度が高いことにしか情報として気づくことができなくなる。

漏れた情報に本当の問題点があった場合に気づくことができず、誤った問題点に焦点が当たり、問題を解決できないという状態にならないようにしたい。

育成の時点で、選手は能力を「アップデート」することを日常化できていないと、高いレベルでプレーを続けることは難しい。
指導者の仕事は難しい。まずは選手自身に考えさせることだろう。そして、アップデートを求める。一つの時点での才能など、儚いものだ。
「あの時は」と昔語りをする指導者は、現役の選手をひどく辟易させる。華やかだった現役時代を持ち出す。なぜ、自分のようなプレーができないのか。これで、プレーを革新できるはずはない。
同時に、指導者が自らの経験や技術をアップデートすべきだろう。サッカーを分かった気になった時点で終わりである。
「選手が指導者の答えを持っている」

スポーツライターの小宮良之氏が、「育成論」をテーマにしたコラムを「THE ANSWER」

経験則だけの指導力では限界がある。
「知のアップデート」は、個の財産の積立となる。
「スクラップ・アンド・ビルド」
積み立てた財産を取り崩しては、再生積立する。

指導者は分かった気にならないよう、「知のアップデート」は続けたいものだ。


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