このnoteは、山口短期大学硬式野球部の「こうたろう」こと監督の中島が、日々の練習内容や考え方をメモするためのものです。
今回は、3人のレンガ職人の思いについてです。
旅人がレンガ職人に「何をしているのですか」と尋ねると
1人目のレンガ職人
腰は痛い、手はひび割れていやいや仕事をしている
でも、生活のために仕方なくやっている。
2人目のレンガ職人
大変な仕事だが、そのおかげで家族が食べていけるから
ありがたい。
3人目のレンガ職人
目を輝かせて、大聖堂を造っているという
将来ここに多くの人が集まって、喜んでいるのを
想像すると、仕事をしながらワクワクします。
10年後再びその街を訪れると
そこには大きなレンガ造りの大聖堂が建ち
多くの人々が集う喜び安らぎの場所となっていた、
大聖堂を見上げる男性に、旅人は「素晴らしい大聖堂ですね」と話しかけた。
すると男性は「実は、私はここで最初いやいや仕事をしていました。
でも、この仕事に大きな夢を持った一人の職人がいて、彼は毎日夢を語り続け、いつの間にか、ここで仕事をしている皆が彼と同じ夢を見るようになりました。大聖堂が完成した時はみんな大喜びでした。」
旅人は目を輝かせて仕事をしていた職人を思い出し、「彼の夢はみんなの夢となって、ついに成し遂げたのだ」と。
監督がレンガ職人ならどの職人ですか?とコーチからの質問を受けた。
大聖堂を造るという仕事は同じでも、作り手の思いが感動を与える。
どんなことでも、ワクワクしてチャレンジしていきたい。