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わたしは、「恩返し」の代わりに、江戸時代ふつうに使われた「恩送り」という言葉で申し上げたいのですが、わたしなりに一関のみなさんに「恩送り」をしたい。
「恩送り」というのは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送る。その送られた人がさらに別の人に渡す。そうして、「恩」が世の中をぐるぐる回っていく。そういうものなのですね。

「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」

本学は「四恩」を心に留めて教育実践にあたっています。
〇親・祖先の御恩
〇教師・先生の御恩
〇社会・国家の御恩
〇神・仏の絶対なる御恩

「四恩」に報いる人間であって欲しいという願いがそれです。

頂けた「恩」のバトンが、世の中をぐるぐる回るような活動を
山口短期大学硬式野球部はします。


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